ダイエット中も甘いもの食べたい!太らない食べ方のコツ

ダイエット中は「太るから甘いものは控えなくては……」と思いがちですが、やっぱり甘いものを食べたくなるのが本音ですよね。
甘いもの=ダイエットの敵というイメージがあるかもしれませんが、選び方や食べ方に気をつければ、ダイエット中でも甘いものを楽しむことができると言われています。
今回は、ダイエット中におすすめの甘い食べ物の選び方や、太りにくい食べ方のコツをご紹介します。無理せず続けるダイエットのために、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
「甘いもの=NG」と決めつけなくても大丈夫
ダイエット中、「甘いものは絶対に避けるべき」と思い込んでいませんか?完全に我慢することでストレスが溜まり、かえって逆効果になることもあります。
実は、食べ方や選び方を工夫すれば、甘いものを楽しみながらダイエットを続けることも可能。我慢しすぎることでモチベーションが下がったり、終了後にリバウンドしたりするリスクもあるため、上手に取り入れることが大切です。
ここでは、ダイエット中でも安心して甘いものを楽しむためのヒントをご紹介します。
ダイエット中に甘いものを食べる時のポイント3つ

ダイエット中でも甘いものを楽しみたい!
そんな時にちょっと意識しておきたい、太りにくくするための3つの工夫をご紹介します。
1:食べる時間帯を工夫する
「なんとなく食べたいから」と甘いものを口にすること、ありますよね。
でも実は、食べる“時間”によって太りやすさが変わるって知っていましたか?
同じ量を食べても、時間帯を意識するだけで太りにくくなるんです。
甘いものを食べるならおすすめなのが12時〜15時。
この時間帯は、脂肪を溜め込むはたらきがある「BMAL1(ビーマルワン)」というたんぱく質の分泌が少なくなっている時間です。
逆に、22時〜午前2時はBMAL1がたくさん分泌されている時間帯。
脂肪をため込みやすいので、夜の甘いものはなるべく控えたいですね。
どうしても食べたいときは、お昼〜午後3時ごろを狙うのが◎。
罪悪感も少なく、太りにくい食べ方ができますよ!
2:空腹の状態で甘いものを食べない
「甘いものを食べたいから、食事は抜いて我慢!」
そんな工夫をしてしまう方もいますが、実はこれは逆効果です。
お腹が空きすぎた状態で甘いものを食べると、血糖値が急上昇し、インスリンというホルモンが過剰に分泌されます。
インスリンには、糖を脂肪に変えて体にためこむ働きがあるため、脂肪をつけやすい状態になってしまうのです。
甘いものを食べるなら、食後のデザートとして取り入れるのが安心。
空腹時のスイーツはなるべく避けましょう。
3:よく噛んで食べるようにする
「よく噛むこと」は、実はダイエットにとっても大切な習慣です!
噛むことで満腹中枢が刺激されて食べすぎを防げたり、消化をサポートしたり、カロリー消費にもつながるんです。
甘いものは柔らかくて食べやすいものが多いですが、意識して噛む回数を増やすだけでも満足感がアップします。
ひと口ひと口をしっかり味わいながら、ゆっくり楽しむことを心がけましょう。
太りにくい甘いものはどれ? 選ぶ時のコツは?

ダイエット中に甘いものを食べるなら、脂質が少なくて、食物繊維やたんぱく質などの栄養素も摂れるものを選ぶのがポイントです!
脂質はエネルギーとして消費されにくく、脂肪に変わりやすい栄養素。
そのため、クリームたっぷりのスイーツなどは要注意です。
ここでは、ダイエット中でも取り入れやすい甘いものの一例をご紹介します。
・和菓子
和菓子ならなんでもOKというわけではありませんが、洋菓子に比べて脂質が少なめなので、ダイエット中でも取り入れやすいおやつです。
特に多く使われている「小豆」には、たんぱく質・食物繊維・ポリフェノールが含まれています。
腸内環境を整える効果も期待できるので、ダイエット中のサポートにもぴったりです。
・ヨーグルト
ヨーグルトは低カロリー&高たんぱくで、カルシウムも豊富な優秀食材です!
中でも高たんぱくタイプのヨーグルトを選ぶと、よりダイエットに効果的。
できれば無糖タイプが理想ですが、甘いものが欲しいときはハチミツやオリゴ糖を少量プラスするのがおすすめです。
・高カカオのチョコレート
ダイエット中でもつい手が伸びてしまうチョコレート。
そんなときはカカオ含有量70%以上の高カカオチョコレートを選びましょう!
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、血圧の低下や動脈硬化予防など、健康をサポートする効果も期待できます。
糖質も控えめなので、ダイエット中に食べるなら70%以上のものを選ぶのが安心です。
ダイエット中にオススメできない甘いものは?

・甘い飲み物
ダイエット中に避けたいのが「甘い飲み物」です。
砂糖がたっぷり入ったジュースやスポーツドリンク、甘いカフェオレやミルクティーなどは糖分・カロリーともに高めなので注意が必要です。
飲み物は意外とカロリー源になりがちなので、なるべく無糖のお茶や水を選ぶようにしましょう。
・洋菓子
クッキー、ケーキ、シュークリームなどの洋菓子は要注意。
バターや生クリームが使われており、糖質+脂質が高めなため、ダイエット中には不向きです。
和菓子に比べるとカロリーが高くなりやすいので、できればダイエット中は控えるのが安心です。
まとめ
ダイエット中でも、食べ方や選び方を工夫すれば甘いものはOKとされています!
たとえば、食べる時間を意識する、空腹状態を避ける、よく噛んで食べるといったポイントを押さえることで、無理のないダイエットにつなげることができます。
我慢しすぎてストレスを溜めないことも、ダイエットを長く続けるコツのひとつ。
上手に甘いものと付き合って、効率よく理想の体を目指していきましょう!