目元のくすみが気になる、黒ずみが気になる……そんなお悩みはありませんか？ 目元のくすみ・黒ずみの原因は「色素沈着」にあります。目元は他の顔の部分と比べて、皮膚が薄くてデリケートです。今回は、目元の色素沈着の原因と予防・ケア方法をご紹介します。透明感のある若々しい目元を目指してくださいね！
目元の色素沈着の原因は？
色素沈着とは、肌に色が残ってしまい、皮膚が黒ずんでしまうことです。まずは、目元の色素沈着が起こる主な原因をチェックしていきましょう。
・摩擦
目元の色素沈着の原因は、摩擦が原因になっているケースが多いです。目の周りは、他の部分に比べても皮膚が薄くてデリケートなので、摩擦による刺激も受けやすくなっています。またスキンケアやクレンジングをする際に、無意識にゴシゴシする方は要注意。摩擦によるダメージで肌に炎症が起こり、肌を守るためにメラニン色素が過剰に生成されて色素沈着が起こりやすくなります。
スキンケアやクレンジング時に肌を擦らないようにするのはもちろん、タオルで顔を拭くときやアイメイクの際にも強い力で摩擦を与えないようにしてくださいね。
・乾燥
目の周りの皮膚は「皮脂腺」が少なくて、とても乾燥しやすい部分です。肌が乾燥していると、バリア機能が低下してデリケートな状態になってしまいます。外部からのダメージも受けやすい状態に。その状態で外部から刺激を受けると、肌を守るためにメラノサイトからメラニン色素が過剰分泌されて、色素沈着になってしまうこともあります。
・紫外線
紫外線を浴びると、肌を守るためにメラノサイトがメラニン色素を分泌します。紫外線を繰り返し浴びると、メラニンが過剰に分泌されるため色素沈着を起こしてしまう可能性があります。
日焼け止めを塗っていても目元の色素沈着が鬼になるという方は、目の周りに日焼け止めをきちんとぬれていないか、汗で日焼け止めが落ちてしまっている場合も。目元の色素沈着が気になる場合は、紫外線対策を見直してみましょう！
・加齢
加齢とともに肌のターンオーバーが遅れて、それが目元の色素沈着につながることも。肌のターンオーバーが正常の場合は、過剰に生成されたメラニンは古い角質とともに排出されます。ですが、ターンオーバーが乱れると、メラニンの排出もうまくいかず、色素沈着が怒ってしまう場合があります。
目元の色素沈着の予防・ケア方法は？
目元の色素沈着は、これ以上、濃くならないようにケアすることと、予防をしておくことが大切です！ 以下のポイントをしっかり意識していきましょう。
・摩擦をかけない
目元の皮膚はデリケートなので、少しの刺激にもメラノサイトが反応してしまいます。目元の色素沈着を防ぐためには、摩擦をかけないように目の周りを擦ったり、触ったりするのは避けるのが重要です。アイメイクの際には、チップやブラシなど強く擦らないように、丁寧に触れるようにしたいですね。
・先にアイメイクのクレンジング
目の周りの皮膚は薄いので、マスカラやアイシャドウ 、アイラインなどのアイメイクをクレンジングで一度に落とそうとすると、どうしても摩擦がかかってしまいます。またクレンジングで落としきれなかったメイクが色素沈着につながる場合もあります。
クレンジングの際は、アイメイクなどのポイントメイクを専用リムーバーで優しく拭き取り、あらかじめ落としておきましょう。専用リムーバーを使うことで、落ちにくいポインtメイクも、肌に極力負担をかけないように落とすことができます。
ポイントメイクを落としたら、クレンジング剤を手のひらにとって体温で温めて、顔全体に優しく丁寧になじませましょう。スキンケアも目元を擦らないように優しく丁寧に行ってくださいね。
・紫外線対策を万全に
日焼け止めは目の周りにもしっかり塗ることが重要です。細かい部分はムラになりやすいので注意しましょう。紫外線は窓も通過するので、夏場は特に室内にいる時も日焼け止めをしっかり塗って、対策をしてください！ 外出する際には、さらにサングラスや日傘があると安心です。
・保湿する
目の周りは乾燥しやすいので、しっかり保湿しましょう。スキンケアの際には、化粧水を優しく肌に馴染ませて、ジェルやクリームなど保湿剤で潤いを閉じ込めます。保湿をきちんと行うことで、肌のターンオーバーの乱れも整い、色素沈着のケアにもつながります。目元専用のアイクリームや美容液などを使用するのもいいでしょう。
・生活習慣を整える
肌のターンオーバーを整えて、過剰なメラニン排出できるようにするためには、十分な睡眠時間の確保と良質な睡眠をとりましょう。食事では栄養バランスを意識して、偏った食事をしないように心がけてくださいね！ またストレスを適度に解消すること、運動を日常に取り入れることも意識してみましょう。
まとめ
目元の色素沈着は黒ずみが濃くなると「疲れて見える」「老けて見える」など、良いものとは言えません。毎日の予防・改善ケアを意識しながら、透明感のある美しい目元を手に入れてくださいね！
