首のシワの原因は生活習慣?改善のためのセルフケア

首に深いシワがあると、それだけで見た目年齢がグッと上がってしまいますよね。首のシワの原因は加齢だけではありません。実は生活習慣に大きな原因が隠れているといわれています。今回は、首にシワができる原因と簡単にできるセルフケアをご紹介します! 顔と同じようにケアをして美しい見た目を目指しましょう。

首のたるみやシワが目立つようになる理由

首は加齢によるたるみやシワが目立ちやすい場所ですよね。鏡を見たときに「首のシワが濃くなった」と気になる方も少なくないのでは? 首のシワに関係しているのが、広頚筋(こうけいきん)のゆるみです。広頚筋は下あごからデコルテにかけて広がる筋肉で、顔の筋肉とバランス良く引っ張りあっていれば、キレイなフェイスラインや若々しい首元がキープできます。

加齢による変化とは?

加齢とともにこうした筋肉が衰えてバランスが取れなくなってくると、首や下あごにたるみができたり、首に縦ジワができたりします。また年齢と重ねると首の皮膚にも変化が見られるようになります。例えば、皮膚表面よりさらに深い真皮にあるコラーゲンやエラスチン。これらは皮膚のハリやツヤ、弾力性などを維持する上で欠かせませんが、加齢にともなって変質したり減少したりしてしまいます。すると皮膚のハリツヤが失われて、次第にシワも深くなり、たるみが目立つ原因になるのです。

首のシワやたるみの原因は?

加齢だけではなく、さらに次のような要因が重なる首のたるみやシワができやすくなります。
・乾燥
シワができる原因のひとつが乾燥です。年齢を重ねると、皮膚の水分量が低下して、乾燥しやすくなります。そのため。顔と同じように首元にも保湿ケアが必要です。
・紫外線によるダメージ
紫外線によるダメージが加わると、コラーゲンやエラスチンなどが現象したり変質したりと、たるみやシワができやすくなります。
・姿勢の悪さ
前かがみになって下の方を向いた状態でいると、首にシワができます。短時間であればそれほど問題になりませんが、その姿勢を長時間続けていると、できたシワが消えずに残ってしまいます。
いわゆる「猫背」の前かがみしせいは、スマートフォンやパソコンなど使用中にとってしまいがちです。20代でまだシワが目立つ年齢ではないのに、首だけにシワがよっている方は姿勢を見直すことをオススメします!
・合わない枕
高さなどが合わない枕を使用していることも、首のたるみやシワの原因とされています。朝目覚めたときに、いつも首や肩が凝っている人や違和感がある人は、枕があっていない可能性があります。合わない枕は、身体の痛みや睡眠の質に影響を与えるだけではなく、首にやるみやシワにも影響します。
特に高い枕を使っていると、寝ている際にあごを引いた状態になり、首にシワができやすいので要注意です。

深いシワになる前に! 首のシワを予防する方法は?

首のたるみやシワができる原因には、生活習慣が大きく影響しています。そのため、首のシワやたるみを予防するためには、次のことを取り入れるのがオススメです。
・姿勢を改善する
普段から猫背を指摘されている人、スマホやおあそこんなどを長時間使用する人は、姿勢を改善するように心がけてみましょう。仕事で日常的にパソコンなどを使用する方は、こまめに休憩を挟んだり、ストレッチやマッサージをしたりして、同じ姿勢を長時間続けないように工夫してくださいね!
・首元にも保湿ケアを取り入れる
顔の保湿ケアと同じように、首元も乾燥するとシワやたるみの原因になるため、クリームなどを使って保湿するようにしましょう。保湿は毎日続けていくことが大切です。お風呂上がりなどの習慣にしてくださいね。また特に乾燥しやすい季節は加湿器などを使用して室内の湿度管理も大切です。
・紫外線対策をする
首元にも日焼け止めを塗るなどして、紫外線によるダメージを防ぎましょう。特に汗をかきやすい季節は、塗った後しばらくすると日焼け止めが落ちてしまうことも少なくありません。こまめに塗り直しをして、うっかり日焼けを予防しましょう。
・枕の高さを改善する
枕が高すぎると首が不自然に曲がってしまうので、低い枕に取り替えて様子を見てみましょう。折りたたんだバスタオルを使って、ちょうど良い高さを探ってみるのもオススメです。

まとめ

見た目年齢を大きく引き上げてしまう首のシワ。生活習慣を見直すことで、気になる首のシワが改善されるかもしれません。顔と同じようにしっかりとケアすることで、若々しい首元をキープしていきたいですね!