口周りは日常でも刺激や摩擦を受けやすい部分です。そのため、口周りの肌がくすんで気になるという声も目立ちます。口周りがくすむと、それだけで老けて見えてしまうこともありますよね。今回は、口周りのくすみの原因とケア方法をご紹介！ 透明感のある魅力的な口元を目指していきましょう。
「口周りのくすみ」の大きな原因は？
鏡を見た時に「口周りのくすみが気になる」と感じることはありませんか？ 口周りのくすみは、摩擦、紫外線、乾燥などのダメージが大きく影響しています。大きな原因とされるものを詳しく見ていきましょう！
原因１：摩擦
口周りはリップなどのメイク落としや誤った方法でのクレンジング、洗顔などスキンケアの他、マスクなどによる摩擦などのダメージを受けやすい部分です。日頃の摩擦によって色素沈着が起こり、肌がくすんだり黒ずみが発生したりすることがあります。またメイク用品やスキンケア用品の中に、肌に合わない成分が含まれていると、肌にとって刺激になることも。敏感肌の場合はスキンケアアイテムが配合されている一尾の成分が刺激になるケースもあるので、要注意です。 原因２：紫外線 紫外線を浴びると、外部刺激から肌を守るために肌内部で「メラニン色素」が生成されます。このメラニン色素がくすみやシミの原因になるのです。特に口周りは帽子やサングラスをしていても紫外線を防ぎにくい部分です。また話たり、笑ったりと動かすことが多い部分なので、日焼け止めがよれやすい部分でもあります。
原因３：乾燥 肌は水分と皮脂のバランスによって潤いを保っています。このバランスが崩れると、肌が乾燥する原因に。特に口周りは皮脂分泌が少ない部分なので乾燥しやすく、肌表面のキメが乱れて光をうまく反射できず、暗くくすんで見える場合があります。
原因４：生活習慣の乱れ 食事や運動、睡眠などの生活習慣が乱れたり、ストレスがたまったりすると口元がくすんで見える原因になることがあります。食生活では、糖質を過剰に摂取すると肌が糖化して、細胞が劣化してしまいます。その結果、くすみだけではなくシワやシミなどの肌老化につながるのです。
また生活習慣の乱れやストレスは、ホルモンバランスの乱れを招きます。ホルモンバランスが乱れると、メラニン色素の生成が過剰に促されて、くすみやシミが進行してしまうので生活習慣の乱れにも注意しましょう。
口周りのくすみをケアする方法
口周りのくすみは、毎日のスキンケアや生活習慣を改善することでケアできます。具体的にどのようなケアが有効的なのか、チェックしていきましょう！
・紫外線対策をする
口周りのくすみの原因「紫外線」。毎日の紫外線対策をしっかり行うことが大切です！ 外出前に日焼け止めを塗るのはもちろん、日焼け止めは時間とともによれたり取れたりするので、こまめに塗り直しましょう。紫外線の影響により乾燥しやすい唇や口角周りをケアできる「保湿成分」が含まれるアイテムを選ぶことも大切です。外出しない日も紫外線はガラスをすり抜けるので、日焼け止めを塗ると安心です。・保湿ケアをする くすみ対策には保湿も重要です。肌の水分と皮脂バランスを整えて、乾燥を防ぐことでターンオーバーのサイクルが整いメラニン色素が排出されやすくなります。
口周りの肌が潤ってキメが整っていると、光が均一に反射するため、くすみが飛んで肌が明るく見えるようになります。保湿成分を配合したスキンケアアイテムを選び、乾燥しやすい洗顔後は出来るだけ早めに、化粧水や保湿剤を塗りましょう！
・刺激が少ないスキンケア用品 スキンケア用品やメイク用品による刺激は、くすみの原因になることがあります。特に敏感肌の方は、低刺激で肌に優しいアイテムを選ぶことが大切です。天然由来の美容成分を配合したアイテムなら肌に優しいものも多いので、口周りがくすみやすい方でも安心して使えるものを使うようにしましょう！ ・生活習慣を整える 生活習慣を整えるとホルモンバランスが整い、メラニン色素の生成を抑えることができます。食事は栄養バランスが取れたものを心がけましょう。ビタミン類や鉄分、タンパク質など栄養素をとり、砂糖やカフェインを出来るだけ控えることも大切です。
ストレスもホルモンバランスを乱す要因となりますい。適度な運動をしたり、リラックスする時間を作ったりして、ストレスを発散することも大切です。運動は代謝を上げることにも役立つので、ターンオーバーのサイクルを整えてくすみやシミの改善につなげましょう！
そして、良質な睡眠を取ることも欠かせません。睡眠の質を改善して、十分な睡眠時間を確保することは、寝室の環境を整えたり、起きたら朝日を浴びたりすることが効果的です。 ・メイクでカバーする方法も 口周りのケアは続けることが大切で、即効性があるとは言えません。くすみが気になる間は、メイクでカバーするのもいいでしょう。天然成分で作られたコンシーラーでカバーするのがオススメです。コンシーラーを下唇から口角の延長線上にかけて乗せて、くすみがある部分より広めに、腹の指で薄く伸ばしてなじませます。