
唇に「縦じわ」があると見た目にどう影響する?

なぜ? 唇の縦じわが目立つ原因7つ

原因1:加齢による老化現象
年齢を重ねるにつれて、私たちの唇には縦じわが増えて、形も横に広がり薄くなっていきます。唇の形が変化する原因としては、加齢のより口周りの骨が縮む、筋肉の衰え、脂肪の減少などが挙げられています。
原因2:乾燥
唇には少数の皮脂腺も汗腺もないため、非常に乾燥しやすいパーツです。また唇の皮膚自体が非常に薄くて、とてもよく動く部分なので、より乾燥しやすい状況になります。特に空気な乾燥する冬場、夏のエアコンで空気が乾燥している室内では、唇の乾燥が進みやすくなります。
原因3:紫外線ダメージ
唇は肌よりも紫外線の影響を受けやすいデリケートな部分です。唇は紫外線を受けたときに肌を守るメラニン色素が、皮膚に比べて少ないため、紫外線の影響を受けやすいとされています。紫外線は皮膚の質感に関係するコラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。長時間紫外線にさらされた唇は、ハリや弾力が減り、縦じわが増えてしまう可能性があります。
原因4:口紅などリップメイク
唇を美しく見せるための口紅・リップメイクが、唇の乾燥やガサつきを招いて炎症につながっていく場合もあります。例えば、ティントリップと呼ばれる染料を使ったリップの中には、唇の水分を減らしたり、角質が増えたり、皮むけにつながってしまう成分が含まれていることもあります。
原因5:食べ物による刺激
唇の縦じわを増やしてしまう要因としては、食べ物による影響も考えられています。辛い食べ物や塩分の多い食べ物をたくさん食べると、唇に刺激を与えて、炎症や乾燥を引き起こします。またパイナップルや生野菜など酵素が多く含まれる食材は、タンパク質を壊す性質があるため、唇が荒れて縦じわの要因になる可能性があります。刺激の強い食事や食材のとりすぎには注意しましょう!
原因6:クレンジングや歯磨き粉の成分
唇の炎症を起こす原因として、クレンジングや歯磨き粉などの成分にも影響が隠れているとされています。唇は外部からの刺激を受けやすい部位なので、歯磨き粉の成分によっては発疹などの異常が現れることも。違和感は生じたときは、使用を中止して様子をみましょう。
原因7:唇を舐める皮をむく行為
無意識に唇を舐めたり、皮をむいたりする物理的刺激によって、唇が荒れて縦じわにつながる可能性もあります。唇が乾燥しているときに、舐めて潤いを補いたくなりますが、唾液によって皮むけしやすくなり、皮をむいてさらに唇が荒れる悪循環になることも! 癖になっている方は要注意。リップクリームでこまめに保湿するなど対策しくださいね。
唇の縦じわを改善して「ふっくらリップ」を手に入れる方法

・保湿ケア
唇のケア基本中の基本は「保湿」です。保湿・保護機能を持つリップクリームやリップ専用の美容液、リップ下地を利用して、唇の潤いをしっかり保つようにしましょう。保湿力の高いセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸などが配合されたリップクリーム・リップ美容液がおすすめです。唇は非常にデリケートな部分なので、肌に合わない製品はすぐに使用を中止してくださいね!
・スクラブで角質ケア
唇が乾燥して皮がめくれる状態であれば、角質除去作用のあるスクラブを優しく塗って、余分な皮膚を取り除くケアも良いとされています。スクラブを使用する前に、軽く唇を湿らせて、適切なスクラブを指にとり、優しくマッサージします。スクラブケアが終わったら、保洗い流して、保湿成分が配合されたリップ美容液を塗って唇に潤いを与えましょう。仕上げにリップクリームを塗って水分を閉じ込めることも忘れずに!
スクラブはリップ専用のものを使うように注意してくださいね。
・紫外線対策
唇を紫外線から守ることも大切です。唇には紫外線カット効果のあるリップクリームをこまめに塗り、唇の周りにも日焼け止めを塗るようにしましょう。顔の他の部分と違い、唇は飲食などで日焼け止めが落ちやすいため、こまめな塗り直しも意識しておくと安心です。
・刺激が多い食べ物を避ける
唇はデリケートなので、辛いものや塩分が強い食べ物は刺激になり、唇が荒れたり皮むけの原因になったりする可能性があります。また酵素が多く含まれる生野菜、パイナップル。酸性が強いレモンなどのとりすぎも唇の炎症を引き起こす可能性が高いので注意しましょう!
・合わないリップメイクの使用を控える
唇の皮膚はデリケートなので、リップメイクが原因で荒れて、縦じわが悪化することもあります。口紅に含まれる染料や着色料に敏感に反応するケースもあるので、口紅を塗って皮むけする、縦じわが悪化するという方は、使用を避けておきましょう。