ここに注意！美肌をつくる「メイク落とし」のコツ　

美肌を保つためには、帰宅後にきちんとメイクを落とすことが欠かせません。ただし、落とせばそれで良いというわけではなく、「美肌をつくるためのコツ」も存在します。

間違ったクレンジング方法は、かえって肌にダメージを与えてしまうことも。そこで今回は、正しいメイク落としの方法をおさらいし、毎日のケアから美肌づくりにアプローチしていきましょう。

美肌のための「メイク落とし」5ステップ

美しく健やかな肌を保つためにスキンケアを重視している方は多いと思いますが、その前段階である「メイク落とし」も同じくらい重要です。肌にはメイクや皮脂だけでなく、ほこりや大気汚染物質も付着しています。帰宅後はできるだけ早くメイクを落とすことが、美肌への第一歩。

ここでは、メイクを落とす際の基本的な工程を5つのステップでご紹介します。

クレンジングの前に、石けんで手を洗い、清潔な状態にしておきましょう。

リップ、マスカラ、アイブロウなどのポイントメイクは、専用のリムーバーなどで個別に丁寧に落とします。

クレンジング剤を適量手に取り、メイクの油分を浮かせるように、くるくると円を描きながら優しくなじませます。

肌に刺激を与えないよう注意し、パッケージに記載された使用量を守ることがポイントです。

30〜35℃程度のぬるま湯をたっぷり使い、顔全体を丁寧にすすぎます。クレンジング剤が肌に残っていると、肌荒れの原因になることも。特に生え際やフェイスラインは洗い残しやすい部分なので、意識してすすぎましょう。

洗い終わったら、清潔なタオルを顔にそっと押し当て、水分を吸い取ります。ゴシゴシ拭くと摩擦で肌に負担がかかるため、やさしく押さえるようにしましょう。

間違った方法でメイク落としを続けていると、知らず知らずのうちに肌に負担をかけてしまいます。避けたいNG習慣をチェックしておきましょう。

クレンジングやタオルで水分を拭き取るときに、ゴシゴシと強くこするのはNG。摩擦によって肌にダメージを与えてしまいます。特に皮膚が薄い目元は、力を入れすぎないよう注意しましょう。

肌に優しい成分のクレンジングでも、長時間のせっぱなしは負担になります。必要以上に時間をかけず、なじませたらすぐにすすぐことが大切です。

冷水はクレンジング剤が落ちにくく洗い残しの原因に。反対に熱湯は乾燥を招きます。すすぎは水か、30〜35℃程度のぬるま湯で行いましょう。

メイク落としにはさまざまなタイプがありますが、洗浄力が強すぎるものは、肌に必要な油分まで取り除いてしまうことがあります。できるだけ肌に優しいタイプを選び、無添加のクレンジング剤を使用するのがおすすめです。

無添加のメイク落としとは、合成香料・合成着色料・防腐剤・石油系合成界面活性剤・アルコールなどの添加物を含まないものを指します。乾燥肌・敏感肌・年齢肌など、さまざまな肌タイプで使いやすく、肌への負担も少ないのが特徴です。

また、肌荒れしやすい時期には、肌のバリア機能をサポートするセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を含む製品を選ぶと、より安心して使えます。

1日の終わりの肌には、メイクや皮脂はもちろん、ほこりや大気汚染物質も付着しています。だからこそ、帰宅後は肌にやさしいクレンジングで丁寧にメイクを落とすことが大切です。

自分の肌に合うクレンジングを選び、毎日続けることが美肌への近道。正しいメイク落とし習慣で、健やかで透明感のある肌を目指しましょう。