たるみが気になるなら“笑顔”が効く!?意外なリフトアップ習慣

たるみが気になるなら“笑顔”が効く!?意外なリフトアップ習慣

顔のたるみが気になる方には、「笑顔」を意識することが効果的です。笑顔は気分を明るくするだけでなく、表情筋を刺激し、たるみの予防・改善にもつながります。

今回は、顔のたるみの原因と、笑顔が改善に役立つ理由を解説。毎日の表情を少し意識するだけで、若々しい印象に近づけるかもしれません。

さあ、笑顔でもっと美しくなりましょう!

まずは顔のたるみの原因3つをチェック!

顔のたるみには、いくつかの要因が考えられます。特に、「表情筋」と「肌の真皮層」が大きく関わっているとされています。

原因1:表情筋の衰え

表情筋は皮膚の下についている筋肉で、他の筋肉と同じように加齢とともに衰えていきます。無表情でいる時間が長かったり、表情のクセがあることも、衰えを進行させる要因のひとつです。

原因2:肌の弾力低下

年齢を重ねると、皮膚の真皮内にあるコラーゲンやエラスチンの質が低下し、量も減ってしまいます。これにより肌の弾力が失われ、たるみに繋がります。

原因3:皮下脂肪の増減

急に太ったり痩せたりすることで、顔にも影響が出ます。体重が増えると皮下脂肪が蓄積し、それを表情筋が支えきれなくなることで下に引っ張られ、たるみとなります。

一方、急激なダイエットで脂肪が減少すると、余った皮膚が伸びてしまい、やはりたるみに繋がるのです。

笑顔が「たるみ改善」に効果的とされる理由は?

笑うことで表情筋をたくさん動かすことができるため、笑顔はたるみ対策に効果的とされています。意識しないまま過ごしていると、日常生活では表情筋を使う機会は意外と少ないもの。無表情でいる時間が長いと、筋肉が使われず、たるみに繋がりやすくなります。

笑顔を作る際には、さまざまな表情筋が働きます。たとえば、目を閉じたり開いたりする「眼輪筋(がんりんきん)」や、口角を引き上げる「頬筋」など。口角を上げることで頬の筋肉が引き上がり、目元の筋肉も連動して動く仕組みです。

さらに、笑顔によって多くの表情筋を同時に動かすと、顔全体の血行が促進されます。これにより、たるみ予防だけでなく美肌づくりにも効果が期待できます。

たるみ改善に役立つ「笑顔エクササイズ」の方法

笑顔を習慣に取り入れてたるみを改善したい方には、「笑顔エクササイズ」というトレーニングがおすすめです。

・割り箸をつかったエクササイズ

鏡を見ながら口角を上げるシンプルなトレーニングです。

まず割り箸を1本用意し、横向きに口にくわえます。左右の口角をゆっくり引き上げ、口角が割り箸よりも上にくるように意識して笑顔を作りましょう。

その状態で10秒間キープ。顔全体の筋肉を引き上げるようなイメージで行ってください。

終わったらゆっくり力を抜いて元の表情に戻し、この動作を3セット繰り返します。

鏡を見ながら丁寧に行うのがポイント。普段あまり使わない表情筋を鍛えることができますよ。

・「ながら」でできる簡単口角エクササイズ

こちらは、お風呂に入りながら、テレビを観ながらなど、鏡を見なくてもできる笑顔のエクササイズです。

やり方はとてもシンプル。左右の口角をゆっくり引き上げて笑顔を作りましょう。その状態から頬の筋肉をさらに引き上げるイメージで10秒キープし、ゆっくり元に戻します。

こちらも3セットを目安に取り組むのがオススメです。

笑顔以外も! 顔のたるみ改善エクササイズ

笑顔以外にも表情筋を鍛えるエクササイズが効果的です。どれも簡単なので、日常生活に取り入れてみてくださいね。

・口を大きく開けるエクササイズ

口の周りには、ぐるりと円状に囲んでいる「口輪筋(こうりんきん)」という表情筋があります。口輪筋は、顔の筋肉の多くと繋がっている重要な筋肉。鍛えることで、顔全体のたるみ予防・改善にアプローチできます。

やり方は、大きく口を開けて大げさに「あ・い・う・え・お」と声を出すこと。
口を大きく開いて「あ」と発音し、その口の形を5秒キープします。その後の「い」以降も同様に、5秒ずつキープして行います。

・舌を回すエクササイズ

口を閉じたまま、歯と唇の間の空間に舌を差し込み、歯茎の外側をなぞるように舌を根本から大きく回しましょう

時計回りと反対回りに、それぞれ20回ずつ行うのがオススメです。
このエクササイズは、舌だけでなく口の中、喉、あご、首、顔、頭の筋肉まで動かすことができるので、顔のたるみのほか、二重アゴやほうれい線の改善にも効果が期待されます。

まとめ

顔のたるみの原因は、表情筋の衰え、肌の弾力低下、皮下脂肪の増減などが挙げられます。
たるみを改善するには、意識的に表情筋を動かす習慣が大切です。笑顔で顔の筋肉を鍛え、血行を促すことで、たるみ改善を目指しましょう。