メイクで隠しにくい「毛穴の開き」に悩んでいる方は多いものですよね。一度開いた毛穴は、なかなか改善が難しく、年齢とともにたるみ毛穴なども気になりますよね。これ以上、毛穴が開かないように早めのケアが大切です! 今回は毛穴が開く原因とともに、正しいスキンケア方法をご紹介します。
そもそも毛穴とは、皮膚の奥から伸びる体毛の出口となる部位のことです。また皮脂を分泌する皮脂腺の出口にもなっています。顔は特に毛穴の数が多く、およそ20万個! 皮脂腺も多いのが特徴で、ただでさえ毛穴が目立ちやすいといわれています。
ですが、なぜ毛穴がさらに開いてしまうのでしょうか? まずは、原因をチェックしていきましょう!
女性の皮脂の分泌量は思春期から急激に増え始めて、20代後半まで増加する傾向にあります。30代以降は年齢を重ねるにつれて減少していきます。思春期の体の変化の他、気温の上昇や偏った食生活などの要因が重なって皮脂の分泌が過剰になることもあります。
毛穴周りに起こる肌トラブルによって肌のターンオーバーが乱れると、開いた毛穴が元に戻ろうとする修復力が弱まり、毛穴が徐々に開いていってしまうのです。
この皮脂が大気中のほこりや雑菌、古い角質、落としきれないメイク汚れなどと混ざって毛穴に詰まることにより、毛穴の出口が押し広げられていきます。毛穴の汚れを日々しっかり落とせていれば問題ないのですが、少しでも残っていると毛穴は徐々に汚れて蓄積されていきます。その汚れが詰まったままになると、毛穴の開きや色素沈着などで目穴が目立つようになるのです。
肌の内側が乾燥していても、表面的には皮脂がベタついているという状況も起こりえます。水分が不足した肌はバリア機能の衰え以外にも、ターンオーバーの乱れが起こっている状態です。実は肌の乾燥が毛穴を目立たせる原因になっているケースも少なくありません。
たるみが発生している肌は、弾力を保つエラスチンや内側からの潤いを保持してハリを保つコラーゲン組織が衰えている状態です。ハリと潤いを保つスキンケア が重要な鍵になります!
開き毛穴をケアするためには、角栓や毛穴周りの色素沈着などの原因になるメイク汚れ・古い角質、皮脂を毎日のスキンケアでしっかり落とすことが大切です。
洗顔料は手のひらに乗せてひっくり返しても落ちないほど濃密な泡になるまで泡立てて、皮脂を刺激しないように泡で包み込むようにして、丁寧に優しく洗います。水またはぬるま湯ですすぎ残しがないように、しっかり洗い流しましょう!
古い角質の主成分はタンパク質です。タンパク質を分解する「酵素入り洗顔料」を使うのもオススメです!
・しっかり保湿してあげる
過剰な皮脂分泌は、肌内側の潤い不足から起こる可能性が高いです。乾燥による過剰な皮脂分泌が開き毛穴の原因になっているのであれば、保湿を徹底して、皮脂の過剰分泌を改善しましょう。
洗顔後の肌は乾燥しやすい状態なので、できるだけ早く化粧水でお湿して水分を与えて、ジェルやクリームなどの保湿剤で潤いを閉じ込めます。
・紫外線対策を徹底する
紫外線は肌の乾燥やバリア機能の乱れにつながり、開き毛穴を進行させる可能性があります。季節や天候問わず、毎日の紫外線対策を意識することが大切です。紫外線は窓ガラスをすり抜けて室内のも侵入してきます。外出の際はもちろん、屋内で過ごす時も日焼け止めを使用するなど、紫外線対策を徹底しましょう!
・食事に気をつける
脂質や糖質が多い食事を続けていうと、過剰な皮脂分泌につながるため、どんなに外側からスキンケアをしていても効果を感じにくい状態に……。皮脂分泌を増やさないためには、脂質や糖質のとりすぎに注意して「ビタミンB群」をはじめとするビタミン類・ミネラル・亜鉛を食事からとりましょう!
豚肉・鶏肉・さば・カツオ・ごま・玄米・アーモンド・アボカドなどに多く含まれています。ビタミンB群は老化を招く「糖化」を防ぐ効果、潤いを保つ美肌効果もあります。内側からもケアをしてあげたいですね。
セルフケアでの改善が難しい場合は、エステサロンなどプロによるケアも検討してみましょう。
目次
そもそも毛穴が開く原因は?
鏡を見たときに「毛穴の開きが気になる!」と驚いてしまった経験はありませんか? 特に鼻の周りやおでこなど、皮脂分泌が過剰な部位は毛穴が開きやすいですよね。そもそも毛穴とは、皮膚の奥から伸びる体毛の出口となる部位のことです。また皮脂を分泌する皮脂腺の出口にもなっています。顔は特に毛穴の数が多く、およそ20万個! 皮脂腺も多いのが特徴で、ただでさえ毛穴が目立ちやすいといわれています。
ですが、なぜ毛穴がさらに開いてしまうのでしょうか? まずは、原因をチェックしていきましょう!
原因1:皮脂の過剰分泌
皮脂は本来、汗と混ざり合って保護膜のように肌の乾燥を防いでくれるものです。ですが過剰に分泌されると、ベタつきやニキビなど、肌トラブルが起こりやすくなります。女性の皮脂の分泌量は思春期から急激に増え始めて、20代後半まで増加する傾向にあります。30代以降は年齢を重ねるにつれて減少していきます。思春期の体の変化の他、気温の上昇や偏った食生活などの要因が重なって皮脂の分泌が過剰になることもあります。
毛穴周りに起こる肌トラブルによって肌のターンオーバーが乱れると、開いた毛穴が元に戻ろうとする修復力が弱まり、毛穴が徐々に開いていってしまうのです。
原因2:毛穴汚れの蓄積
皮脂は体温調節や塩分排泄補助を行う汗とは違い、乾燥した空気やほこり、細菌など外部からやってくる敵から肌を保護する役割があります。汗はサラッとしていますが、皮脂はクリームのような状態に近いです。この皮脂が大気中のほこりや雑菌、古い角質、落としきれないメイク汚れなどと混ざって毛穴に詰まることにより、毛穴の出口が押し広げられていきます。毛穴の汚れを日々しっかり落とせていれば問題ないのですが、少しでも残っていると毛穴は徐々に汚れて蓄積されていきます。その汚れが詰まったままになると、毛穴の開きや色素沈着などで目穴が目立つようになるのです。
原因3:肌の乾燥
肌の一番表面にある角質層から水分が失われると、紫外線などの外的ストレスから肌を守る「バリア機能」が低下してしまいます。すると、肌はバリア機能を整えるために皮脂を過剰分泌させて、毛穴も開いていきます。肌の内側が乾燥していても、表面的には皮脂がベタついているという状況も起こりえます。水分が不足した肌はバリア機能の衰え以外にも、ターンオーバーの乱れが起こっている状態です。実は肌の乾燥が毛穴を目立たせる原因になっているケースも少なくありません。
原因4:加齢による肌のたるみ
本来は丸い形をしている毛穴ですが、加齢により肌がたるんでくると、毛穴が縦に伸びてつながり、しずくのような形で大きく目立つようになります。これを「帯状毛穴」と呼び、この状態になるまで放置するとセルフケアでは改善が難しくなってしまいます。たるみが発生している肌は、弾力を保つエラスチンや内側からの潤いを保持してハリを保つコラーゲン組織が衰えている状態です。ハリと潤いを保つスキンケア が重要な鍵になります!
顔のパーツ別「毛穴の開きの原因と種類」
毛穴の開きのおおまかな原因がわかったところで、続いては毛穴が開きやすい顔の部位別に原因をチェックしていきましょう!頬の毛穴
頬の毛穴が開くのは、老化に進行による皮下組織のコラーゲンやエラスチンの減少、新陳代謝の衰えによる「たるみ毛穴」に当てはまるケースが多いです。肌の弾力が失われて垂れ下がると、毛穴が目立ってしまいます。鼻の毛穴
鼻の毛穴の主な原因は、過剰な皮脂分泌やそれに伴う毛穴汚れの蓄積です。古い角質や老廃物、ほこり、落としきれないメイク汚れなどと皮脂が混ざり、角栓になって「詰まり毛穴」や「黒ずみ毛穴」になってしまいます。眉間の毛穴
眉間も皮脂の過剰分泌による毛穴開きが起こりやすい部位です。また眉間にシワを寄せるクセがある人も多く、シワができやすいといわれています。おでこと鼻を結ぶ「Tゾーン」の中心部分は皮脂腺が多く、毛穴が開きやすい部分でもあります。おでこの毛穴
おでこも眉間と同じ「Tゾーン」といわれる部分で、皮脂の分泌が活発なため、毛穴が開きやすい場所です。さらに眉間と同様にシワができやすい部分でもあります。また紫外線によるダメージを受けやすい部位なので、気づかないうちに老化が進行して毛穴が目立ちケースもあります。気になる「毛穴の開き」の正しいケア方法は?
・クレンジングや洗顔で毛穴汚れをしっかり落とす開き毛穴をケアするためには、角栓や毛穴周りの色素沈着などの原因になるメイク汚れ・古い角質、皮脂を毎日のスキンケアでしっかり落とすことが大切です。
洗顔料は手のひらに乗せてひっくり返しても落ちないほど濃密な泡になるまで泡立てて、皮脂を刺激しないように泡で包み込むようにして、丁寧に優しく洗います。水またはぬるま湯ですすぎ残しがないように、しっかり洗い流しましょう!
古い角質の主成分はタンパク質です。タンパク質を分解する「酵素入り洗顔料」を使うのもオススメです!
・しっかり保湿してあげる
過剰な皮脂分泌は、肌内側の潤い不足から起こる可能性が高いです。乾燥による過剰な皮脂分泌が開き毛穴の原因になっているのであれば、保湿を徹底して、皮脂の過剰分泌を改善しましょう。
洗顔後の肌は乾燥しやすい状態なので、できるだけ早く化粧水でお湿して水分を与えて、ジェルやクリームなどの保湿剤で潤いを閉じ込めます。
・紫外線対策を徹底する
紫外線は肌の乾燥やバリア機能の乱れにつながり、開き毛穴を進行させる可能性があります。季節や天候問わず、毎日の紫外線対策を意識することが大切です。紫外線は窓ガラスをすり抜けて室内のも侵入してきます。外出の際はもちろん、屋内で過ごす時も日焼け止めを使用するなど、紫外線対策を徹底しましょう!
・食事に気をつける
脂質や糖質が多い食事を続けていうと、過剰な皮脂分泌につながるため、どんなに外側からスキンケアをしていても効果を感じにくい状態に……。皮脂分泌を増やさないためには、脂質や糖質のとりすぎに注意して「ビタミンB群」をはじめとするビタミン類・ミネラル・亜鉛を食事からとりましょう!
豚肉・鶏肉・さば・カツオ・ごま・玄米・アーモンド・アボカドなどに多く含まれています。ビタミンB群は老化を招く「糖化」を防ぐ効果、潤いを保つ美肌効果もあります。内側からもケアをしてあげたいですね。
まとめ
毛穴の開きは放っておくと、どんどん悪化してしまうもの。毎日のスキンケアや生活習慣を見直して、できるだけ早めにケアをしてあげたいですね!セルフケアでの改善が難しい場合は、エステサロンなどプロによるケアも検討してみましょう。