たるみやシワは睡眠時に増える?美肌にNGな寝方チェック

鏡を見て「最近、たるみやシワが増えてきた」と感じたことはありませんか? 実は寝方によって顔のたるみやしわが発生することがあるといわれています。バランスが悪い姿勢で寝ていると、顔の片方だけに「たるみ」ができることもあるので注意が必要です! 今回は「顔のたるみやシワに繋がる寝方」と「正しい寝方」をご紹介します。

顔のたるみやシワが増える「N Gな寝方」とは?

たるみやシワの原因は加齢だけではありません。実は寝ている時の「寝方」も大きな要因となっています! まずはたるみやシワを悪化するNGな寝方をチェックしていきましょう。
避けたいのは、横向きやうつぶせで寝る姿勢です。寝方で顔が一方に偏ってしまうと、枕で圧迫されている側の肌が摩擦を受けて、角質細胞にダメージを与えて肌が乾燥して、たるみやシワになる可能性があります。

横向き

横向きで寝ると肌への摩擦が起こりやすいほか、どちらか一方の頬に強い負担がかかってしまい、シワが寄ってしまいます。ほうれい線の原因にもなるので要注意です! また皮膚がどちらか一方に引っ張られてしまうので、たるみにつながる可能性も高いです。

うつぶせ

うつぶせも、横向きで寝るのと同じように、頬がつぶれたり引っ張られたりして負担がかかり、たるみ・しわの原因になる可能性があります。

枕の高さが合っていない

枕が高すぎると、首が曲がりすぎて首のシワが出来やすくなります。またあごが前に突き出ることにより、筋肉が緩んで二重顎になることもあるので気を付けましょう!

顔のたるみやシワを防ぐ「正しい寝方」

顔のたるみやシワにつながるN Gな寝方をご紹介しましたが、逆に「たるみやシワが出来にくい寝方」はどのようなものなのでしょうか? それは「仰向け」で寝ることです! 仰向けで寝ると、顔の皮膚・筋肉・脂肪などの位置が均等に保たれます。そのため、他の寝方と比べても肌への負担がかかりにくくなります。仰向けで寝る意識をしてみましょう。

仰向けの姿勢をキープするには?

仰向けの姿勢が良いと分かっても、寝ていると無意識に横向きになることもあり、仰向けの姿勢をキープし続けるのは難しいですよね。どうしたら姿勢をキープできるのか? そのコツもチェックしましょう!

柔らかすぎないマットレスを使う

マットレスや敷布団など、下に敷く寝具が柔らかすぎると、腰が自然でしまい姿勢をキープするのが難しくなります。マットレスや敷布団は程よい硬さがあるものを使いましょう。マットレスの上に硬さがあるマットレスストッパーなどを敷いて調整するのもオススメです!

腰の隙間にタオルを敷く

猫背の方、ずっと横向きで寝ている方は仰向けの姿勢だと寝にくいと感じることがあるはずです。そんな時は、腰とマットレス(敷布団)の隙間に丸めたタオルを敷いてみましょう。背骨を自然なS字カーブに整えられるので、仰向けの状態がキープしやすくなります。

枕の高さを適切に調整する

枕の高さが自分に合っていないと、必要以上に寝返りを打ったり、仰向けで寝ていてもすぐに横向きになったりします。枕の高さは、まっすぐ立っている時のような自然な姿勢が保てるものがベストです。使っている枕の高さを見直してみてくださいね!

体の歪みを予防するために寝返りも大切

仰向けの姿勢はたるみやシワに良い寝方ですが、体の歪み予防には適度に寝返りを打つことも大切です。絶対に仰向けの姿勢を崩さない! と無理するよりは、リラックスして就寝してください。途中で目が覚めた時、気づいた時に仰向けに直すだけでも、効果はあります。

就寝前のリラックス習慣も忘れずに!

また寝る前はスマホやパソコンなど強い光を浴びないように気をつけて、ゆっくり入浴してから軽いストレッチを行ったり、快適な室温を保ったりして就寝しましょう。リラックスして就寝できれば、睡眠の質が向上して、肌の生まれ変わりサイクル「ターンオーバー」が整い美肌効果も上がります。

まとめ

シワやくすみが目立ち、透明感が失われていく「糖化」。一度糖化した細胞を元に戻すのは難しいと言われているので、日常的に糖化しないための食生活やスキンケアを心がけてくださいね! 毎日の習慣を意識して若々しい肌を保ち続けましょう。