ニキビができやすい、なかなか治らない…とニキビのお悩みを抱えていませんか？ ニキビが治ったのに、またすぐに繰り返してできてしまう。そんな方は「ニキビができにくい健やかな肌」を目指すために、食事や栄養素に注目してみましょう！ 今回は、ニキビ改善に効果的な栄養素と食べ物をご紹介します。
目次
まずはニキビができる原因をチェック！
ニキビとは、過剰に分泌された皮脂や古くなった角質などが毛穴に詰まって、それを栄養にニキビの原因菌であるアクネ菌が増殖して、毛穴で炎症を起こしている状態です。特に10代から青年期にかけて多く発生します。ですが20代以降も治らずにニキビができたり、繰り返したりする「大人ニキビ」に悩んでいる方も少なくないですよね。
10代にできる「思春期ニキビ」が成長ホルモンの働きで皮脂が過剰に分泌されて、毛穴が詰まることで生じます。20代以降の「大人ニキビ」の原因は複雑で、過剰な皮脂分泌に加えて、乱れた食生活や睡眠不足、ストレスなど生活習慣も深く関係しているので、なかなか治りにくく繰り返して発生することが多いと言われています。
ニキビ改善に効果的な栄養素と食べ物は？
大人ニキビ改善のためには、正しいスキンケアを行うことはもちろん、食生活を見直して体の内側からケアすることも欠かせません！ １日3回の食事から必要な栄養素をとることが大切です。ニキビ改善に期待できいるオススメの栄養素と食べ物をご紹介していきます！ 意識して食べてみてくださいね
タンパク質
タンパク質は体のあらゆる細胞や組織を作る栄養素で、健康な肌を保つために欠かせない成分です！ タンパク質が含まれている食べ物をしっかり摂取することが、肌のターンオーバー正常化につながります。鶏のささみ肉、赤身肉、大豆製品、卵など
ビタミンB群
ビタミンB群の中でも脂質の代謝を活発にして、皮脂の分泌をコントロールする働きがあるビタミンB２、ターンオーバーを促進するビタミンB６がニキビ予防に大きく関係している栄養素です。詰まった毛穴に皮脂が溜まるのを防ぐ効果が期待できて、ニキビの悪化を抑える効果が期待できます！卵、レバー、アーモンド、ニンニクなど
ビタミンC
いちごやブロッコリーなどには、皮脂の火曜分泌を抑える働きや、コラーゲン生成を促す働きがあるビタミンCが多く含まれています。ニキビの炎症や、ニキビ跡のケアにも効果が期待できます。キウイ、ブロッコリー、パプリカ、いちごなど
食物繊維
腸内環境を整える働きがある食物繊維。ニキビの原因になる便秘を解消して、老廃物を体外に排出する働きがあります！ 体の巡りが良くなることで、ニキビ改善はもちろん、美肌効果も期待できます。海藻、きのこ、根菜類など
オメガ３脂肪酸
オメガ３脂肪酸は、血液を促して細胞の機能を高める作用がある不飽和脂肪酸の一種です。肌や粘膜を強化して、乾燥などのダメージから肌を守る効果があり、ニキビ改善にも役立ちます！エゴマ油、青魚、クルミ、チアシードなど
食べ物で全て補うのが難しい場合は、サプリメントを上手に取り入れてくださいね！
ニキビを悪化する「避けたい食べ物」
ニキビ改善に役立ち食べ物がある一方で、避けておきたい食べ物もあります！ 代表的なものをチェックしていきましょう。
スナック菓子、揚げ物
脂質のとりすぎは皮脂の過剰分泌につながり、肌の皮脂バランスが崩れてニキビができやすくなります。揚げ物やスナック菓子を日常的に食べていると、脂質の過剰摂取につながり、ニキビができやすい状態に。できるだけ避けるようにしましょう！紅茶、コーヒー
コーヒーや紅茶はカフェインが含まれています。カフェインには利尿作用があり、ニキビ予防に効果的なビタミンなどの必要な栄養素が体から過剰に出てしまう可能性があります。また夜寝る前にカフェインをとりすぎると、睡眠の質を悪化されてしまい生活習慣にも悪影響を与えてしまいます。カフェインは摂取する時間帯や量に注意してくださいね！アルコール
お酒を飲むとアルコールを分解するのに、ビタミンB群が消費されます。ビタミンB群はニキビを防ぐために必要な栄養素であるため、アルコールを摂取しすぎるとアルコールの分解のためにビタミンB群が多く消費して、ニキビができやすい状態になります。またビールや日本酒、カクテルなどは糖分が多く、皮脂の分泌を促進させてしまうこと。お酒の飲み過ぎが睡眠の質を下げることもニキビができやすい肌につながるため、飲む量は意識してくださいね。