美容や健康を意識する方の間で、よく耳にする「プラセンタ」。化粧品やサプリメントなどにも使われることがあり、気になっている方も多いのではないでしょうか。
プラセンタについて知るためには、まず原料となる胎盤がどのようなものなのかを知っておくことが大切です。ここでは、胎盤の役割や特徴について分かりやすくご紹介します。
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プラセンタとは?
プラセンタとは、胎盤のことです。胎盤は母体の子宮内にあり、へその緒を通じて赤ちゃんとつながっています。
胎盤には、赤ちゃんに栄養素や酸素を届けたり、赤ちゃんから出た二酸化炭素や老廃物を受け取ったりする役割があります。お腹の中で赤ちゃんが成長するために欠かせない、重要な器官です。
また、母体が摂取したものの中には、赤ちゃんにとって負担になる可能性があるものもあります。胎盤はフィルターのような役割を持ち、こうした成分が赤ちゃんに届きにくくなるようサポートしています。
人間の胎盤は、一般的に直径20〜30cm、厚さ2〜3cm、重さ500〜600g程度とされています。出産後は役割を終え、子宮からはがれて体外へ排出されます。
プラセンタに含まれる豊富な栄養素
プラセンタは、古くから美容や健康を意識する方の間で注目されてきた成分です。「いつまでも若々しくいたい」「健康的な毎日を送りたい」と考える方から関心を集めています。
また、世界三大美女のひとりとして知られるエジプトの女王・クレオパトラも、若々しさを保つためにプラセンタを使用していたという逸話があります。
では、なぜプラセンタはこれほど注目されているのでしょうか。
その理由のひとつが、プラセンタに含まれる成分の豊富さです。プラセンタには、アミノ酸や成長因子、ビタミン、ミネラルなど、さまざまな栄養成分が含まれているとされています。
プラセンタに含まれる主な成分
プラセンタに含まれる代表的な成分には、次のようなものがあります。
【アミノ酸】
- ロイシン
- リジン
- バリン
- スレオニン
- イソロイシン
【成長因子】
- EGF(表皮細胞成長因子)
- FGF(繊維芽細胞成長因子)
- IGF(インスリン様成長因子)
- TGF(トランスフォーミング成長因子)
- NGF(神経成長因子)
【ビタミン】
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- ビタミンC
- ビタミンD
- ナイアシン
【ミネラル】
- ナトリウム
- カリウム
- リン
- マグネシウム
- 亜鉛
- 鉄
このほか、体のさまざまな働きに関わる活性ペプチドや、消化吸収・代謝に関わる酵素なども含まれているとされています。
このように、プラセンタは多くの成分を含むことから、美容や健康を内側から支える成分として注目されています。
プラセンタに含まれる成長因子に注目
プラセンタに含まれる成分の中でも、美容を意識する方から特に注目されているのが「成長因子」です。
成長因子は、細胞の成長や修復、肌のコンディション維持などに関わる成分として知られています。プラセンタには、EGFやFGF、IGFなど、さまざまな成長因子が含まれているとされています。
主な成長因子とその働き
【TGF】
コラーゲンの合成や、創傷治癒、炎症、免疫などに関わる成長因子です。
【NGF】
神経細胞の生存維持や、免疫機能の働きに関わる成長因子です。
【EGF】
肌のターンオーバーに関わり、すこやかな肌を保つ働きが期待されている成長因子です。
【FGF】
線維芽細胞に関わり、肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンの生成をサポートするとされています。
【IGF】
細胞の成長や修復に関わる成長因子として知られています。
エイジングケアを支える成分として注目
EGFやFGF、IGFなどの成長因子は、肌のコンディションを整えるうえで重要な働きに関わるとされています。
年齢とともに、ハリ不足や乾燥、肌のゆらぎが気になりやすくなることがあります。プラセンタは、こうした年齢に応じた肌悩みに寄り添う成分として、エイジングケアを意識する方から注目されています。
プラセンタを取り入れたケアは、ハリのあるすこやかな肌を目指すための選択肢のひとつといえるでしょう。
まとめ
プラセンタは、胎盤を意味する言葉で、アミノ酸やビタミン、ミネラル、成長因子などさまざまな成分を含んでいます。
美容や健康を意識する方の間では、年齢に応じたケアを支える成分として注目されています。毎日のスキンケアや生活習慣も大切にしながら、自分に合った方法で取り入れていきましょう。
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