冷房で肌が乾燥するのはなぜ?つっぱり・カサつきを防ぐスキンケア

暑い季節、外では汗や皮脂が気になるのに、エアコンの冷房が効いた部屋では肌がつっぱる。
夕方になると頬や口元がカサつき、メイクが粉っぽく見える……。
そんな経験はありませんか?
夏は汗をかきやすいため、肌がうるおっているように感じることがあります。
しかし、汗や皮脂の量と肌の水分量は同じではありません。
気温が高い季節でも、長時間冷房の効いた室内では乾燥を感じることがあります。
この記事では、冷房で肌が乾燥する理由と、スキンケアや湿度管理でできる対策を分かりやすくご説明します。
Index
冷房で肌が乾燥するのはなぜ?

冷房中に肌が乾燥しやすくなる主な原因は、室内の空気から水分が取り除かれることと、冷たい風が肌に当たることです。
冷房によって室内の水分が減りやすい
冷房は、室内の空気をエアコン内部に取り込み、温度を下げて部屋へ戻す機能です。
空気が含める水蒸気量の上限を飽和水蒸気量といい、冷やされると余分な水蒸気が結露し、水になって屋外へ放出されます。
その結果、室内の水分が減り、時間とともに乾燥しやすくなります。
相対湿度は温度の影響を受けるため、数値と肌状態をあわせて確認しましょう。
乾燥した空気では肌表面の水分が蒸発しやすく、つっぱりやカサつきを感じることも。
外気の気温や湿度、部屋の広さによって影響は異なりますが、冷房の効いた場所で長く過ごす方は注意が必要です。
冷房の風が肌に直接当たっている
室内の湿度だけでなく、冷房の風が顔や体へ当たり続けることも、水分の蒸発を促し、乾燥につながる可能性があります。
デスクやベッドの位置によっては、顔や腕へ風が当たり続けていることがあります。
エアコンの風向きや座る場所を調整し、直風を避けたいですね。
肌のつっぱり・カサつきは乾燥のサイン?

冷房の効いた部屋で肌のつっぱりやカサつきを感じたら、いつものお手入れや室内環境を見直すタイミングかもしれません。
たとえば
- 洗顔直後ではないのに肌がつっぱる
- 頬や口元が粉を吹いたように見える
- 肌がごわつく
- ファンデーションがなじみにくい
上記のような変化が挙げられます。
ただし、これらは冷房だけが原因とは限りません。
紫外線や洗いすぎ、季節の変化、冬場の暖房など、複数の影響が重なっている場合もあります。
「冷房の効いた部屋で過ごす時間が長くなっていないか」「風が直接当たっていないか」など、生活環境もあわせて振り返ってみましょう。
赤みやかゆみ、ヒリつきなどの症状が続く場合は、化粧品を重ねると肌トラブルにつながる可能性も。
皮膚科などへの相談も検討しましょう。
冷房による乾燥を防ぐスキンケアのポイント

冷房による乾燥が気になるときは、乾燥予防のために特別なケアを増やすより、洗い方と保湿方法を見直しましょう。
洗顔ではこすりすぎ・洗いすぎを避ける
夏は汗や皮脂が気になり、何度も洗顔したり、強くこすったりしがちです。
しかし、必要以上に洗うことや摩擦は、肌への負担になる可能性があります。
洗顔料はよく泡立て、泡を転がすようにやさしく洗います。
すすぎは熱いお湯を避け、ぬるま湯に。
洗顔後はタオルでこすらず、押し当てるように水分を取りましょう。
化粧水だけで終わらせずに保湿する
洗顔後は化粧水でうるおいを補ったあと、乳液やクリームなどを重ねて、肌の水分が蒸発しにくい状態を保ちましょう。
夏はべたつきが気になり、化粧水だけでスキンケアを済ませたくなりますよね。
乳液の重さが苦手な場合は、みずみずしい乳液やジェルタイプなど、使い続けやすいものを選ぶのがおすすめ。
皮脂が気になる部分は薄めに、乾燥しやすい頬や口元には丁寧に重ねるなど、その日の肌の状態に合わせて調整してみてください。
日中のつっぱりにもやさしく対応する
長時間冷房の効いた部屋で過ごす日は、朝のスキンケアを急いで終わらせず、保湿を丁寧に行っておくことが乾燥対策の基本です。
日中につっぱりを感じたら、メイクをこすらず、上から使える保湿アイテムをやさしくなじませましょう。
ミスト化粧水なども、記載された使用方法を確認してください。
湿度と風向きを見直して室内を加湿する
肌のお手入れとあわせて、冷房を使う室内の湿度や風向きを見直すことも大切です。
湿度計を使いながら加湿する
冬場は暖房による乾燥やウイルス・風邪への備えから湿度を意識しやすい一方、夏の冷房中も湿度は低下します。
温湿度計で確認し、必要に応じて加湿器の蒸気で水分を補う方法が効果的です。
ただし、湿度が上昇しすぎると結露やカビが発生する可能性も。
タンクやフィルターを清潔に保ちましょう。
冷房の直風を避ける
エアコンの風向きを壁や天井側へ変え、顔や体に直接当たらないようにします。
オフィスで設定を変えにくい場合は
- 座席を少しずらす
- 風よけを使う
- 薄手の羽織りもので腕を覆う
といった工夫もできるでしょう。
就寝中も、ベッドへ風が当たり続けていないかの確認が大切です。
設定温度を必要以上に下げすぎず、室温と湿度のバランスを見ながら調整していきましょう。
加湿器がない場合は濡れタオルを活用する
加湿器がないときは濡らしたタオルを室内に干し、水分を少しずつ蒸発させる方法もあります。
洗濯物の部屋干しも、室内に水分を補う工夫のひとつです。
加湿の程度は、部屋の広さや外気の湿度など環境によって異なります。
洗濯物を干す場合は、生乾き臭やカビの発生を避けるため、換気と空気の流れにも注意しましょう。
冷房中はスキンケアと室内環境の両方を見直そう
冷房の除湿機能や直風の影響で、夏でも肌のつっぱりやカサつきを感じることがあります。
乾燥が気になったら、洗顔でこすりすぎていないか、化粧水だけでお手入れを終えていないかを振り返ってみましょう。
あわせて、湿度計や加湿器を活用し、冷房の風が直接当たらないように調整することも大切です。
すべてを一度に変える必要はありません。
朝の保湿を丁寧にする、風向きを変えるなど、できることから始め、冷房を使う季節も快適な環境を整えましょう。
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※乾燥やキメの乱れなどによる、年齢とともに変化して見える肌印象のこと。
記事監修


















