更年期の肌が乾燥するのはなぜ?原因と保湿・スキンケアの見直し方

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「以前より肌がカサつくようになった」「しっかり保湿しているのに乾燥が気になる」など、年齢を重ねるにつれて肌の変化を感じる方もいるのではないでしょうか。

更年期にあたる時期は、女性ホルモンの変化に加え、加齢や季節、紫外線、毎日のスキンケアなど、さまざまな要因が重なって肌が乾燥しやすくなることがあります。人によっては、かゆみや刺激を感じることも。

この記事では、更年期と肌の乾燥の関係をはじめ、保湿やスキンケアの見直し方、日常生活で意識したいポイント、医療機関に相談する目安についてご紹介します。

更年期に肌が乾燥しやすくなるのはなぜ?

更年期は一般的に閉経前後の時期を指し、女性ホルモンの分泌が大きく変化する時期です。

肌の乾燥には年齢や季節、生活環境なども関係するため、「更年期だから乾燥する」とは一概にはいえません。ただし、女性ホルモンの変化も肌の状態に関わる要素のひとつと考えられています。

女性ホルモンの変化と肌のうるおいの関係

女性ホルモンのひとつであるエストロゲンは、肌の水分保持やコラーゲンなどに関係しています。

更年期から閉経後にかけてエストロゲンの分泌量が低下すると、肌の水分量や水分を保つ力などにも変化がみられることがあります。

そのため、以前と同じスキンケアを続けていても、「乾燥しやすくなった」「肌のうるおいが足りない」と感じるケースもあるでしょう。

皮脂やバリア機能の変化も乾燥に関わる

肌の表面には、水分の蒸発を防いだり、外部刺激から肌を守ったりする「バリア機能」があります。

年齢やホルモンの変化などに伴って肌の水分保持力やバリア機能が変化すると、乾燥や刺激を感じやすくなる場合もあります。

肌が乾燥しているときは、うるおいを補うだけでなく、必要以上に皮脂を落とさないことも大切です。

汗・摩擦・空調など日常の刺激が重なることも

更年期には、ほてりや発汗などを感じる方もいます。汗を何度も拭き取ったり、タオルで強くこすったりすると、肌への刺激につながることもあるでしょう。

また、紫外線や冷暖房による空気の乾燥、洗顔のしすぎなども肌の乾燥に関係する要因になります。

ホルモンの変化だけに原因を求めず、普段の生活やスキンケアも一緒に振り返ってみることが大切です。

更年期の乾燥肌で起こりやすいかゆみ・肌トラブル

肌の乾燥というと顔を思い浮かべがちですが、体にも乾燥が現れることがあります。

顔だけでなく腕やすねなど全身が乾燥することも

頬や口元、目元などの顔だけでなく、すねや腕、背中などにカサつきを感じることもあります。

肌が乾燥すると、つっぱり感や粉を吹いたような状態が気になるほか、かゆみを伴うケースも。

特に空気が乾燥する季節や冷暖房を長時間使用する環境では、顔だけではなく体にも保湿を取り入れることが大切です。

かゆみ・赤み・湿疹がある場合は乾燥以外の原因にも注意

肌の乾燥によってかゆみを感じることはありますが、かゆみや赤み、湿疹の原因がすべて乾燥とは限りません。

更年期にあたる年代では肌が刺激を受けやすく感じたり、それまで使用していた化粧品が合わなくなったと感じたりする場合もあります。

強いかゆみや赤みなどがある場合は、自己判断でケアを続けるのではなく、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。

更年期の肌の乾燥対策|保湿・スキンケアの見直し方

乾燥が気になり始めたらアイテムを増やす前に、毎日のスキンケア方法を見直してみましょう。

洗いすぎ・こすりすぎを避ける

汚れを落とそうとして何度も洗顔したり、ゴシゴシこすったりすると、肌に必要な皮脂まで落としてしまうことがあります。

洗顔料はよく泡立て、肌を強くこすらないように洗うことがポイントです。洗顔後にタオルを使う際も、押さえるように水分を取るとよいでしょう。

乾燥しやすい肌には、洗浄力の強さだけではなく、肌への刺激も考えて洗顔料を選ぶことが大切です。

化粧水だけで終わらせず、水分と油分を補う

乾燥対策では、化粧水でうるおいを補ったあと、乳液やクリームなどで肌を整える方法があります。

入浴や洗顔の後は肌の乾燥を感じやすいため、そのまま長時間放置せず、早めに保湿する習慣を意識したいところです。

セラミドやヒアルロン酸など、保湿を目的として配合されている成分に注目して選ぶのもひとつの方法でしょう。

刺激を感じるときはシンプルなケアを心がける

乾燥しているときは、「何か特別なケアを追加しなければ」と考えがちですが、必ずしもアイテムを増やす必要はありません。

新しい美容液やエイジングケア化粧品などを使用して、しみたり赤みが出たりした場合はいったん使用を控え、洗顔と保湿を中心としたシンプルなケアに戻すのも選択肢です。

また、紫外線も肌への負担につながるため、季節を問わず日焼け止めや帽子などを活用するとよいでしょう。

顔だけじゃない|全身の乾燥を防ぐ入浴・生活習慣

更年期の肌の乾燥対策は、顔のスキンケアだけではありません。入浴方法や生活環境も一度見直してみましょう。

入浴後は早めに保湿し、熱いお湯や洗いすぎを避ける

熱いお湯に長時間つかったり、ナイロンタオルなどで体を強くこすったりすると、肌の乾燥につながる場合があります。

体を洗うときも必要以上にこすらず、入浴後は顔だけでなく、すねや腕など乾燥しやすい部分にボディクリームなどをなじませましょう。

暖房を使う時期は室内が乾燥しやすいため、湿度にも気を配ることが大切です。

食事・睡眠など基本的な生活習慣も整える

肌のことが気になると、特定の食品やサプリメントだけで何とかしようと考えてしまうこともあります。

しかし、まず意識したいのは、主食・主菜・副菜を組み合わせたバランスのよい食事や、十分な休息など基本的な生活習慣です。

水分補給も健康維持には大切ですが、水を多く飲むだけで乾燥肌が改善するとは限りません。スキンケアや生活環境も含めて、無理なく整えていきましょう。

乾燥やかゆみが続くときは?医療機関に相談する目安

スキンケアを見直しても乾燥やかゆみが続く場合や、症状が強いときは、セルフケアだけで様子を見続けないことも大切です。

強いかゆみ・赤み・湿疹が続く場合は皮膚科へ

かゆくて眠れない、赤みや湿疹が広がっている、肌をかき壊してしまうといった場合には、皮膚科への相談を検討しましょう。

乾燥だと思っていた症状に別の皮膚トラブルが隠れている可能性もあります。湿疹などの写真だけで自己判断せず、気になる症状が続く場合は医師に確認してもらうと安心です。

ほかの更年期症状も気になる場合は婦人科への相談も

肌の乾燥だけでなく、ほてりや発汗、月経の変化など、更年期にあたる時期のさまざまな変化が気になっている場合は、婦人科で相談する方法もあります。

更年期の肌の乾燥には、ホルモンの変化だけでなく、年齢や季節、生活環境、スキンケアなど複数の要因が関わっている可能性も。

まずは洗い方や保湿方法など、毎日のケアから見直してみましょう。肌の状態に合わせて無理なく続け、それでも乾燥やかゆみが気になる場合は、医療機関への相談も検討してみてください。

まとめ

更年期にあたる時期は、女性ホルモンの変化に加え、年齢や季節、生活環境、毎日のスキンケアなど、さまざまな要因が重なって肌の乾燥を感じやすくなることがあります。

乾燥が気になったときは、洗いすぎやこすりすぎを避け、化粧水だけで終わらせず、乳液やクリームなども取り入れながら保湿を意識してみましょう。顔だけでなく、入浴後の全身ケアや室内の乾燥対策も見直したいポイントです。

また、強いかゆみや赤み、湿疹が続く場合は、乾燥以外の原因が隠れている可能性もあります。セルフケアで改善しないときは無理に様子を見続けず、皮膚科や婦人科などへの相談も検討してみてください。

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記事監修

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ゆらぎの処方箋編集部
ゆらぎの処方箋編集部は、「女性のゆらぎ世代をもっと笑顔に」をテーマに活動しています。ちょっとした体調の変化から、美容やライフスタイルの工夫まで、等身大の視点で情報をお届け。読んだ瞬間から試してみたくなるヒントを発信しています。

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