美肌の大敵である紫外線は、夏に多く降り注ぐため紫外線対策を行う方も多いでしょう。紫外線は肌を黒くするだけでなく、肌の弾力を失ったり乾燥させる原因にもなります。しっかり紫外線対策をしたつもりでも、塗り忘れがあったり塗り直すまでに時間が空いてしまうなどの理由で日焼けをしてしまうことがあります。
日焼けはその後のケア方法が分かれ道です。シミを作らないためにも日焼けしてしまったらすぐに適切なケアをし、シミになるのを防ぎましょう。
今回は日焼けしてしまった後のケア方法や、紫外線が肌に及ぼす影響についてご紹介します。
Index
紫外線が及ぼす肌への影響
紫外線は肌に悪いという認識はあるものの、実際はどのような悪影響を及ぼすのかわからない方も多いです。紫外線の基礎知識を知り、紫外線対策をしていきましょう。
紫外線とは太陽から地球に届く光の一部で、強いエネルギーで物質に化学変化をもたらすのが特徴です。地球に到達する紫外線はA波（UV-A）とB波（UV-B）の2種類あります。A波は肌の深い部分まで届いてコラーゲンを損傷させて肌の弾力を失い、シワやたるみの原因となります。B波は細胞を傷つけて炎症を起こすため、肌を守るために大量にメラニンが生成され肌を黒くします。日焼けやシミの原因となるのはB波の影響ですが、どちらの紫外線も肌にダメージを与えるため対策する必要があるのです。
日焼けの症状
紫外線を浴びて肌がダメージを受けると、メラニン色素が生成されて肌が黒くなります。日焼けは医学的に「日光皮膚炎」とよばれ、肌がダメージを受けて炎症を起こし赤くなっている状態です。日焼けの症状は紫外線を浴びてから8～24時間後にピークに達し、72時間後には肌を黒くしてしまいます。日焼けには以下のような症状があります。
- 赤み
- ほてり
- かゆみ
- ヒリつき
日焼けの症状は2～3日で治まりますが、早急にケアをしないとシミや色素沈着として残ってしまいます。
日焼け後のケア方法
うっかり日焼けをした後はその後のケアが重要です。適切なケアをして日焼けの症状を落ち着かせ、シミを残さないようにしましょう。日焼け後のケア方法の手順を見ていきましょう。
しっかり冷やす
まずはしっかり冷やして肌内部にこもっている熱を下げることが大切です。
日焼けは軽い火傷をしたのと同じような状態なので、肌の内部が冷えてほてりが落ち着くまで冷やしましょう。
保冷剤やガーゼで包んだ氷を当てて冷やします。氷水で絞ったタオルなどは肌が乾燥してしまうため、上からラップなどを巻いて乾燥しないようにしてください。
日焼けした当日は入浴は避け、ぬるめのシャワーだけにしましょう。
保湿する
しっかり冷やして熱が取れたら保湿をして水分を補給します。
日焼け後は肌のバリア機能が低下して乾燥しやすくなっているので、何度も化粧水を浸透させて肌が冷たくなるまで繰り返します。
内側から潤ってきたら乳液やクリームなど油分のあるアイテムでフタをし、水分を閉じ込めます。
日焼け後のスキンケアアイテムは肌にやさしい低刺激のものがおすすめです。
日焼けをシミやくすみとして残さないために、ホワイトニング効果のあるアイテムに切り替えてもいいでしょう。
ビタミンを補給する
日焼け後はターンオーバーを促進して早く肌を生まれ変わらせることと、メラニン色素を薄くするためにビタミン類を積極的に摂りましょう。
毎回の食事からでは難しい場合は、ビタミン剤がおすすめです。
ビタミンCには抗酸化作用があり、紫外線によって発生した活性酸素の増加を抑えて日焼けを最小限に留めます。
ビタミンCは鉄分とタンパク質と一緒に摂取するとコラーゲンを生成するため、ハリと弾力をもたらすといった効果も得られます。
シミにしないためにはフェイシャルエステがおすすめ！
うっかり日焼けをしてしまった後は、その後のケア方法次第でシミを作ってしまうか、美肌に戻れるか決まります。
セルフケアだけではどうしたらいいのかわからない方や、プロの技術でケアをしてシミを予防したい方にはエステサロンのフェイシャルがおすすめです。
エステサロンでは肌のターンオーバーを促してメラニン色素を早く排出させたり、シミを予防できる美容マシンが揃っています。
施術で使用するアイテムも市販されているものより美容成分の濃度が高いため、高い美肌効果が期待できます。
リラックスしながら受けるフェイシャルは贅沢なひとときとなるでしょう。
まとめ
日焼け後のケア方法についてご紹介しました。
日焼けをした後は早急なケアが必要です。当日はしっかり冷やしてほてりを落ち着かせ、2～3日は保湿とビタミン摂取を積極的に行いましょう。
肌ダメージを早く回復させたい方や、シミを作りたくない方にはエステサロンのフェイシャルコースをおすすめします。
日焼けをして後悔しないためにも適切なケアをし、美肌を保てるように心がけましょう。
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