腸活で美肌をつくる。食べもので“腸内環境”を整えるリセット習慣

肌の不調が続くときは、腸内環境の乱れが関わっていることも少なくありません。

特に暴飲暴食が続くと、腸に負担がかかり、便通の乱れ、肌荒れなどが起こりやすくなります。

美肌を保つためには、腸を整える腸活が欠かせません。
ここでは、今日から始められる腸疲労の改善と腸活フードをご紹介します。

食物繊維で腸内環境をリセット

腸が疲れているときにまず取り入れたいのが、食物繊維です。
食物繊維には以下のような働きがあります。

・腸の動きをサポート
・便通をスムーズにする
・老廃物の排出を助ける
・腸内フローラを整える

腸内環境が整うと、栄養が肌まで行き届きやすくなり、くすみ・吹き出物・乾燥肌の予防にもつながります。

食物繊維は
野菜、果物、豆類、海藻、全粒穀物などに多く含まれています。

発酵食品で善玉菌を増やす

発酵食品は、腸を整えるサポートに役立ち、美肌づくりにも取り入れたい食品です。

発酵食品が腸活に良い理由として以下があげられます。

・善玉菌が増えやすくなる
・腸内バランスが整う
・代謝がスムーズになり、肌のターンオーバーをサポート

発酵食品としては
ヨーグルト、納豆、味噌、キムチ、ぬか漬けなどが身近です。

毎日1品でも取り入れるだけで、スッキリとした生活習慣をサポートします。

水分補給で腸の動きを促す

腸活で意外と忘れがちなのが水分補給です。
水分が不足すると便が硬くなり、腸の負担が増えて腸疲労につながります。

水分をしっかり摂ることで、次のような変化が期待できるといわれています。

・老廃物が排出されやすくなる
・腸の動きがスムーズになる
・肌のうるおいを保ちやすくなる

このように、腸活と美肌の両方にうれしい循環が生まれやすくなります。

水分補給の仕方も大切です。
これからの季節は白湯が飲みやすく、50〜60℃の温度なら腸にも負担をかけません。
また、1日に摂りたい水分量の目安は1.5〜2リットルとされています。

食べすぎた翌日は“腸の休息日”をつくる

暴飲暴食のあとには、腸を休ませる“休息日”をとることが大切です。
ただし、いきなり断食をすると体に負担がかかるため、無理のない方法で整えていきましょう。

腸の休息日には、下記のような腸活メニューがおすすめです。

・おかゆ
・野菜スープ
・雑炊
・白湯・ハーブティー

こうしたメニューで一度リセットすることで、腸の調子が整い、肌のコンディションも保ちやすくなります。

まとめ

腸は“第二の脳”と呼ばれるほど、体と肌に大きく影響する場所。
腸が整うと、便通、肌、気分、代謝などがゆるやかに整いやすくなるといわれています。

美肌をめざすうえでも、腸内環境を意識することは大切なポイントのひとつ。

今日の食卓から食物繊維・発酵食品・水分補給を意識して、やさしい腸活を始めてみてはいかがでしょうか。