化粧品が肌に合わないサインは？　原因と対策をチェック

2025.06.09

新しい化粧品を使ってみて、肌が荒れてしまった経験はありませんか？特に敏感肌の方は、化粧品に含まれている成分に肌が反応してかゆみ・赤みが出るなど肌トラブルが起こるケースもあります。今回は、化粧品が肌に合わない時に出るサインをチェックしながら、原因と対策をご紹介します！化粧品による肌荒れを防いで美肌を目指しましょう。

Index

化粧品が肌に合わない時はどんな症状が出るの？

肌が赤みを帯びたり、かゆみや吹き出物ができたりする肌荒れの原因は、いくつか挙げられています。そのなかのひとつが「肌に合わない化粧品」です。新しい化粧品に変えてから、肌がピリピリする、カサつくなど気になることがある場合、その化粧品が合わないケースも考えられます。

化粧品が合わないとどうなる？

化粧品が肌に合わないと、ピリピリする感じ、赤みが出る、乾燥してごわごわする、かぶれや吹き出物などの症状が出る場合があります。

化粧品が肌に合わず肌荒れする原因は？

肌荒れの原因は「体調の乱れ」「ターンオーバーの乱れ」などが挙げられています。まずは原因をチェックしていきましょう！

肌の状態、体調の乱れによる原因

空気の乾燥や紫外線、花粉など外部からの刺激をブロックする役割を持つのが、肌の一番外側になる「表皮の角質層」です。この角質層のバリア機能がなんらかの原因で低下している「敏感肌」の人は、外部の刺激に対して肌が過敏に反応します。

肌のバリア機能が低下していると、化粧品を塗ったときにピリピリ、痒みがでる、洗顔後のツッパリ感などに反応します。

また花粉や紫外線が多いシーズン、乾燥による刺激が強い時、月経前なども肌の状態が乱れやすいので、化粧品の刺激で肌荒れが起こる可能性があります。

ターンオーバーの乱れによる原因も

肌の生まれ変わりサイクル「ターンオーバー」が乱れてしまうと、古くなった角質細胞がはがれおちずに、表皮に残ったり、角質層の細胞間を埋める細胞監視室などの保湿成分がつくられにくくなったりします。その結果、バリア機能が低下して外部からの刺激を受けやすくなり、化粧品にも敏感に反応しやすくなるのです。

化粧品による肌荒れが起きた時の対策方法は？

化粧品で肌が荒れてしまった場合、放っておくとシミやクレーター肌など状態が悪化することもあるので、早めに対処することが大切です。化粧品を使用してから症状が起こるまでの時間が、肌荒れの原因を知るポイントになるので、チェックしていきましょう！

使ってすぐ、数日後に短期間で肌荒れした場合

化粧品を使用してすぐ、または数時間以内に赤み、かゆみ、かぶれやピリピリ感が出た場合は化粧品の成分にアレルギー反応が出ている可能性があります。すぐに使用を中止して、水でしっかり洗い流し、肌を冷やしたタオルなどでクールダウンさせましょう。それでも収まらない場合は、皮膚科医の受診を。

使い続けて数日後に肌荒れした場合

数日後に肌荒れが起こった場合は、化粧品の使い方が間違っている可能性があります。化粧品の使用方法を確認して、正しく使うようにしましょう。正しく使用している場合、その時の肌状態と合っていないことが原因かもしれません。別な化粧品に変えても、肌荒れが起こる可能性があるので、様子をみて敏感肌向けのもの、以前使用していて肌荒れしなかったものに変えるのもオススメです。

使用後10日前後、長期間使用で肌荒れした場合

化粧品を使用して10日前後、または長期間使っているのに急に肌荒れした場合、「肌のバリア機能低下」が考えられます。肌のバリア機能が、体調、季節の変わり目、環境の変化などの原因で低下して外部刺激に弱くなっているためです。一度、化粧品の使用を中止して敏感肌向けの製品に変えてみましょう。またストレスや血行不良、睡眠・栄養不足の可能性もあるので生活習慣の見直しもしてくださいね。