最近注目されている化粧品成分といえば「レチノール」です。シミが目立たなくなる、毛穴が小さくなる、肌のハリが出るなど色々な効果がうたわれています。レチノールはシミ・たるみ・ニキビや色素沈着など、さまざまな肌悩みのケアに適した美容成分なのです!S N Sやメディアでも話題になっているので、すでに使っている方、気になっている方も多いのではないでしょうか?今回はレチノール化粧品の効果や使い方などご紹介します!
レチノールとは? どんな成分なの?
レチノールはビタミンAの一種で、小ジワや肌質の改善をしたい方に特に向いているとされる成分です。肌の潤いを保つヒアルロン酸の生成にアプローチして、みずみずしい肌を保つ効果、コラーゲンやエラスチンの生成にアプローチして乾燥による小皺を目立たなくする。肌のハリや弾力に関わるアンチエイジングケアもできます。
また肌のターンオーバーをサポートする働きもあります! そのためシミを薄くする効果も期待できます。あらゆる肌トラブルのケアができるとされていて、肌細胞に働きかけることで皮膚機能にもアプローチできる美容成分なのです。
レチノールが肌に与えてくれる効果
レチノールが肌にもたらす効果として、次のようなことが挙げられています。
・シワやたるみのケア
加齢によりコラーゲンやエラスチンが減少することで、肌のシワ・たるみが目立つようになってきます。レチノールはコラーゲンやエラスチンの生成をサポートする働きがあるとされていて、肌のハリや弾力アップ、シワ・たるみの改善に効果的です。
・シミのケア
レチノールは一定の周期で肌が生まれ変わるターンオーバーをサポートします。シミの原因であるメラニン色素にアプローチする効果があるので、シミの改善ケアも可能です!
・毛穴のたるみや開きのケア
加齢や紫外線によるダメージによりハリが失われると、肌がたるみ、毛穴が引っ張られてたるみ毛穴になってしまいます。レチノールはコラーゲンの生成をサポートする働きがあるので、毛穴の開きをケアすることもできるのです! また皮脂トラブルをケアして毛穴の詰まり、黒ずみ、開き毛穴による肌トラブル改善効果も期待できます。
・ニキビなど肌トラブルを防ぐ
レチノールは肌荒れを防ぐ効果もあります。皮脂トラブルをケアする働きもあるので、ニキビの原因となる毛穴詰まりも改善して肌荒れを防ぐ効果も期待できます。
レチノール化粧品に副作用はある?
レチノールは肌への作用が大きい分「レチノイド反応」という副作用が出るケースもあります。これはビタミンAが不足している肌に急にたくさんのビタミンAを補給した際に起こる反応のこと。初めて使用する方、敏感肌の方は「肌の赤み」「肌の乾燥」「皮むけ」「ヒリヒリ感」などが出ることがあります。
肌がビタミンAに慣れてくると次第に治ってくることがほとんどですが、レチノール濃度が高いほど反応は強くなるので、最初は濃度が低いものから使用することがオススメされています。
レチノール配合化粧品の選び方と使い方
・レチノール配合化粧品の選び方
レチノール配合化粧品を選ぶポイントは、肌の状態や肌質に合う種類を選ぶことです! 化粧品に配合されているレチノールは主に「レチノール」「パルミチン酸レチノール」「酢酸レチノール」の3種類。初めてレチノールを使う方や敏感肌の方はパルミチン酸レチノールなど穏やかな成分から試してみるのがオススメです!
またレチノールは配合濃度にも注目しておきましょう。初めてレチノールを使う方、敏感肌の方は配合濃度が低いものを選ぶと安心です。慣れてきたら高濃度のものに変えていくのが理想的と言われています。
・レチノール配合化粧品の使い方
初めてレチノールを使う場合、まずは3日〜4日に1度の使用で様子を見ながら少しずつ慣らしていくのがオススメです。初めは目の周りや口の周りなど刺激を感じにくい部分は避けて塗るようにして、他の部分で様子をみてから少しずつ取り入れるのもいいでしょう。また生理前など肌のコンディションが悪い時は使用を避けて、状態が良い時に初めるのもオススメです。
レチノールは肌のターンオーバーをサポートするので、肌が乾燥しやすく、紫外線による影響を受けやすります。日中は必ず日焼け止めを塗って保湿ケアも行いましょう!できれば日傘や帽子なども合わせて活用しておくと安心です。
まとめ
レチノールには肌のハリや毛穴・シミ・シワ・たるみなど気になる肌トラブルやエイジングサインを予防改善する効果があります! 肌のコンディションを上げるために、レチノールを日頃のスキンケアに取り入れてみてはいかがでしょうか? 使い方を意識して、副作用が起こらないように注意してくださいね。肌トラブルが起こった場合は、皮膚科医など専門機関に相談をしましょう。