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頬など「顔のたるみ」が生じる原因は?

・加齢による肌内部の変化
顔は骨・筋肉・皮下脂肪・真皮・表皮の5つの層から成り立っています。これらが年齢とともに少しずつ変化することで、顔のたるみが生じていきます。それぞれの変化や原因を見ていきましょう。
・骨や表情筋の衰え
骨は脂肪や皮膚を支える土台です。年齢を重ねるとともに、骨密度が徐々に低下すると骨が縮み、支えられていた頬やフェイスラインの皮膚、脂肪などが垂れ下がって「たるみ」になっていきます。
また年齢とともに表情筋の緊張が強くなることで、シワができたりお顔の筋肉自体が衰えたりして、たるみが生じやすくなります。
・肌のハリや弾力性の低下
女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの分泌は、皮膚のハリや弾力性に大きく関わっていますが、エストロゲンは40代以降急激に減少します。その結果、コラーゲンなどを産生する線維芽細胞にも機能低下が起こり、肌のハリが低下して「たるみ」が目立つようになります。
・紫外線によるダメージ
顔のたるみは「UVA」という紫外線による「光老化」によっても生じます。紫外線は皮膚にダメージを与えて、皮膚の奥にある真皮層のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などのハリの保持に有効な成分を変形させてしまいます。また紫外線は、ハリの保持に必要なこれらの成分を産生する線維芽細胞も損傷させてしまうため、肌の弾力が失われて「顔のたるみ」が目立ちやすくなります。
・タンパク質の糖化
糖化とはタンパク質や脂質が糖と結びついて、変化することです。皮膚のハリを保つコラーゲンもタンパク質の一種ですが、これが糖化すると本来の構造が失われて肌の弾力が低下して、たるみにつながっていきます。
・噛み合わせなど骨格の歪み
顔のたるみは、歯並びや噛み合わせによっても生じます。歯並びが悪かったり、噛み合わせが悪かったりする状態が続くと、土台になる顎骨が痩せて、その上にある組織を支えきれなくなることでたるみが目立ちやすくなります。また噛む筋肉である「咬筋」が衰えると、フェイスラインに歪みややるみにつながります。
リフトアップしたい! 顔のたるみに効果的な対策は?

顔や頭皮のマッサージ
皮膚のマッサージには、皮膚の血液やリンパの循環を促すことで、リラックスに一定の効果をもたらすと考えられています。一方で過剰なマッサージをすると、皮膚に刺激を与えすぎてダメージの原因になるので、強くこするなどのマッサージは避けるようにしましょう。洗顔の際に軽く頬をなでる程度で、皮膚はゆで卵と同じくらい繊細に扱うと良いと言われています。保湿ケアを徹底する
スキンケアで保湿をして、肌に潤いを与えることで表面のたるみを目立ちにくくする効果が期待できます。ただしスキンケアでアプローチできるのは「皮膚表面の角質のみ」です。加齢による肌内部のたるみを根本から改善する効果はありませんが、表面のたるみを目立たなくさせる効果は十分にあります。紫外線対策を万全にする
紫外線対策をすることは、顔のたるみ予防に有効とされています。地上に届く紫外線の中でも、UVAはたるみに影響を与えます。波長が長く真皮まで届き、コラーゲンやエラスチンを変性させて、これらの成分を産生する線維芽細胞を損傷させることで、肌の弾力が失われてたるみを引き起こします。毎日の紫外線対策を徹底することで、たるみ対策に役立てていきましょう!バランスの良い食事
