アンチエイジングにはさまざまな方法がありますが「若返りホルモン」と呼ばれるホルモンを多く分泌させることも、そのひとつです。若返り効果があるエスロトゲン、成長ホルモンなど、それぞれの効果とどうすれば増やすことができできるのかを解説。今回は、「ホルモン分泌で若返る方法」をご紹介します！ アンチエイジングケアに役立ててくださいね。目次
若返りホルモン「エストロゲン」「プロゲステロン」
ホルモンと若返りの関係で欠かせないのは「女性ホルモン」です。「エストロゲン」と「プロゲステロン」は、それぞれ女性ホルモンの一種。それぞれ相乗効果を発揮しますが、どのような特徴があるのでしょうか？
・エストロゲンの働き
エストロゲンは成長とともに増えていく女性ホルモンです。丸みのある体型や美しい肌・髪など「女性らしさ」を促す作用があります。エストロゲンは45歳頃から分泌量が急激に低下していくため、エストロゲンを整えることが若返りでは重要とされています。
・プロゲステロンの働き
プロゲステロンは、黄体ホルモンと呼ばれる女性ホルモンの一種です。主な役割は乳腺を発達させて子宮内膜を安定させるなど妊娠に備えるものですが、エストロゲンが過剰に働くことを防ぐ役割があります。また気分のムラや睡眠の質を改善する効果もあります。
ホルモンバランスの乱れによるトラブル
エストロゲンが低下することで、気分のムラや体重の増加、肌荒れといったいわゆる「更年期の症状」が出るようになります。肉体的・精神的に不安定な更年期を若々しく過ごすためにバランスを整えていくようにしましょう。エストロゲン・プロゲステロンのバランスを整える食材
【画像なし】 エストロゲンやプロゲステロンなど女性ホルモンのバランスが崩れてしまうことを防ぐために、まずは栄養バランスの良い食事を心がけることが重要です！ その上で、大豆や卵などタンパク質を意識して取り入れると、より効果が期待できます。 大豆に含まれているイソフラボンには、エストロゲンと似た働きをする特徴があります。また卵に含まれているコレステロールはホルモンの原料になります。老化防止に効果あり「メラトニン」
メラトニンは睡眠ホルモンと呼ばれていて、良質な睡眠に役立つとされています。若返りにおいては適切な睡眠を取ることも重要ですので、メラトニンについてもチェックしてきましょう！
・メラトニンの働き
メラトニンには睡眠の周期を適切に調整する役割があります。適切な時間で睡眠することにより、体の免疫が強化されます。メラトニンが適切に分泌されないと、睡眠不足になり最悪の場合は免疫が下がる、老化が進むなどのトラブルにもつながります。また睡眠の質が低下するとそれだけで「成長ホルモン」の分泌量が減って老化や肌トラブルにつながります。
・メラトニンを増やす方法
メラトニンは、朝起きて日光を浴びてからおよそ14時間後に生成されます。そのためメラトニンを増やすためにまずは、日中にしっかり日光を浴びることが大切です。一方で同じ光でもパソコンやスマホから発生されるブルーライトはメラトニンの生成を抑制するので、就寝1時間前は避けるなど工夫をしましょう！
代謝調整に関わる「成長ホルモン」
成長ホルモンには、その名の通り体のあらゆる部分を成長させる役割があります。代表的な例で言えば、タンパク質を生成させる役割、ダメージを受けた細胞を修復させる役割もあり若返りに重要なホルモンです。またダメージを受けた細胞を修復させるので、荒れた肌を再生する効果もあります。 ・成長ホルモンを増やす方法 成長ホルモンは就寝時に多く分泌されるため、まずは規則正しい生活を心がけて、十分な睡眠時間を確保しましょう。食事した後は成長ホルモンの分泌量が減るので、食事のタイミングも重要です。食事は遅くても睡眠の2時間前までに済ませておくといいでしょう。若返りホルモンを増やす習慣３つ
最後に若返りホルモンを増やすために意識したい習慣を３つご紹介します！ ホルモン分泌で美しくなるために毎日取り入れていきましょう。
１：良質の高い睡眠
質の良い睡眠を取ることで、ホルモンの成長が促進されます。ここで意識したいのは、ただ眠れば良いというわけではなく「質の高さ」が重要です！ 毎日規則正しい時間で６〜8時間程度のまとまった時間を意識しましょう。また寝る2時間前の食事はしない、1時間前はスマホを見ないなど、就寝前のリラックスする時間も大事にしてくださいね！
２：バランスの良い食事
若返りホルモンの生成を促すには、十分な栄養素を取り込む必要があります。バランスの良い食事を心がけて、特定の栄養素だけが不足している状態にならないように意識したいですね。
３：適度な運動
若返りホルモンの中でも「成長ホルモン」を増やすために有効な方法が、適度な運動をすることです。運動すると医院肉が少しずつ壊されるのですが、壊れた筋肉を修復するために成長ホルモンが分泌されるためです。1日10分程度の簡単な筋トレやストレッチから始めて、運動習慣を意識していきましょう！