リフトアップを習慣化して「たるみ」を改善する方法

年齢とともに顔のたるみが気になってきますよね。そんな方にオススメなのが「リフトアップ」につながる毎日の習慣です。顔のたるみの原因は加齢だけではなく、姿勢の悪さ、ブルーライトなどさまざま。今回は、たるみの原因を知りながら若々しい印象を与える「リフトアップ習慣」をご紹介していきます!

顔がたるむ原因は?

顔がたるむ原因は人によって異なります。また原因はひとつではなく、いくつもの原因が重なっているケースもあります。まずは代表的な「顔のたるみ」の原因をご紹介します! 当てはまるものがないかチェックしていきましょう!

皮膚のハリ・弾力の衰え

皮膚のハリや弾力が衰えると「たるみ」の原因になります。皮膚のハリや弾力を保っているのは、主に皮膚の組織にあるコラーゲンとエラスチンなどの弾力繊維です。これらは加齢とともに減少したり、紫外線を浴びると変形したりします。 ・生活習慣にも注意 また日頃からストレスを溜めすぎると、コラーゲンの生成が抑制されて、たるみを招く原因になります。過労や寝不足、不規則な食生活といった様々な悪習慣がたるみを引き起こしてしまうのです。

表情筋の衰え

顔にはいくつも筋肉があり、この筋肉がバランスよく動くことで様々な表情を作っています。筋肉である以上、足や腕の筋肉と同じく加齢とともに衰えます。積極的に筋肉を動かさないことも衰える原因となり、その上にある脂肪や皮下組織などがうまく支えられなくなり、結果として顔全体がたるみにつながります。

むくみ・老廃物の蓄積

冷え性や運動不足、デスクワークなどにより、同じ姿勢でいることが多い方や普段から姿勢が悪い方は、血行やリンパの流れが悪くなっている可能性が高いです。つまりはむくみやすい状態と言えます。毎日のようにむくんでいると皮膚が伸びてしまうため、たるみのような原因になります。

姿勢の悪さ

「座った時に足を組む」「片方の足に重心をかけて立つ」「スマートフォンをよく見ることで猫背になりがち」など、普段から姿勢が悪い方は骨格に歪みが生じている可能性があります。骨格が歪むと全身の筋肉はアンバランスについてしまい、たるみにつながることも! 骨格の歪みは肩こりなどの原因にもなり、血行不良がむくみの原因になることもあります。

自分でできるリフトアップ習慣は?

顔全体のマッサージ

顔のマッサージは筋肉の凝り固まりやすい部分や、リンパの流れが滞りやすい部分を中心にほぐすのがオススメです。顔全体の血行促進につながり、リフトアップした明るい肌を目指せるでしょう。パーツごとのマッサージを紹介します!

こめかみのマッサージ

・手根部(手の付け根部分)でこめかみ周辺を軽く押す ・そのままくるくると回すように、揉みほぐす

鎖骨のマッサージ

・指を曲げて、第二関節で鎖骨の下をグッと押し上げる ・グリグリと手を動かしながらコリをほぐすようにする

エラのマッサージ

・人差し指、中指、薬指の先をエラの部分の筋肉に当てて、くるくると優しく円を描くように揉みほぐす ・その後、指を鎖骨まで滑らせてリンパを流す

フェイスラインのマッサージ

・右手の指で右のフェイスライン、左手の指で左のフェイスラインをつまむ ・顎先から耳の下に向けて、複数箇所を分けてつまむようにマッサージする ・少し押し上げながらつまむのがポイント

マッサージで意識したいこと

どのマッサージも心地よいと感じる強さで行いましょう。痛いと感じるほど強くマッサージすると、肌に負担がかかり、逆効果になりかねません。ゆっくりと深呼吸しながら行うことも忘れないようにしてください。

たるみを防ぐため、普段の生活で意識したいことは?

たるみは加齢とともに自然と生じてしまうので防ぎようがないと想うかもしれません。しかし日常のちょっとしたことを意識すれば、たるみの進行は防げます。以下のことを押さえておきましょう!

基本的なスキンケアを欠かさない

肌が乾燥するとみずみずしさや弾力が失われて、たるみの原因になります。肌の水分を補う化粧水、油分を補って肌を柔らかく保つ乳液、水分や油分が逃げないように守るクリームなど、基本的なスキンケアで潤いを保ちましょう!

紫外線対策を万全に

紫外線はコラーゲンやエラスチンなどの弾力繊維を変形させてしまうだけではなく、四宮そばかすの原因にもなります。結果的に肌老化を進行させて、たるみにつながるので紫外線対策は欠かせません。日焼け止めはもちろん、日差しが強い日は帽子や日傘なども活用して、日焼け止めはできれば3時間ごとに塗り直しましょう。

表情筋を意識して使う

表情筋を衰えさせないよう意識して使うこともたるみ予防につながります。普段から口角を上げる笑顔だけではなく、鎖骨が上がるようなイメージの笑顔を意識すると、自然により多くの表情筋が使われます。

良い姿勢を心がける

姿勢の悪さは血行不良を招いたり、脂肪がアンバランスにつく原因になったりして、むくみや脂肪蓄積による「たるみ」を引き起こす原因になります。そのため、普段から良い姿勢を心がけておくことが大切です。足を組む、頬杖をつくなどの癖もできるだけ控えて、背筋を伸ばした状態で過ごしましょう!

まとめ

顔のたるみは加齢によるものだから、どうしようもない……と諦めたらもったいないです! マッサージを取り入れたり、普段の習慣を意識したりしてたるみの進行を予防しながら、ハリのある若々しい肌を目指していきましょう。