
今回は、肌不調を改善するためのターンオーバーを整えるケア方法をご紹介します!
目次
肌のターンオーバーとは?

ターンオーバーとは、肌の細胞が新しく生まれ変わるサイクルのこと。肌の生まれ変わりは、表皮という皮膚組織の一番上の層で起こります。約28日間の周期で古い細胞が自然にはがれて、表皮の基底層で新しい細胞に変化します。
ターンオーバーが正しい周期で繰り返されることで、紫外線やホコリなど、さまざまな刺激や環境ストレスから肌を保つことができます。また正しい周期でターンオーバーが行われている肌は、バリア機能も整っていて、肌荒れしにくい健やかな肌作りにも役立ちます。
ターンオーバーが乱れるとどうなるの?
健康的な肌を保つためのターンオーバーですが、サイクルが乱れるとどうなるのでしょうか?・肌が乾燥しやすくなる 本来、肌は正常なターンオーバーによりバリア機能が働いています。ターンオーバーが乱れると肌の肌や潤いをキープするバリア機能が失われて、水分を蓄える機能が低下。結果、乾燥トラブルが起こりやすくなります。
・肌の老化現象が進行 ターンオーバーが乱れてバリア機能が低下すると、シワやたるみ、小ジワや毛穴も目立つようになり、肌の老化現象が進行してしまいます。
小ジワは肌のターンオーバーのサイクルが乱れて、表情筋を動かす際にできる「肌の溝」が回復せず定着した状態です。正常なサイクルだと、目立たない子ジワも、サイクルが乱れて角質層が厚くなり柔軟性や水分が失われると、より深い溝が刻まれて目立つようになります。
肌のターンオーバーを整えるスキンケアは?

・常に「紫外線対策」を行う

数時間(3時間程度)おきに塗り直す
ことがオススメされています。・毎日「正しいスキンケア」を行う
クレンジングや洗顔、保湿ケアなど日々のスキンケアが自分に合っているかの見直しも大切です! 間違ったスキンケアを続けていると、ターンオーバーの乱れを促進することもあります。毎日のメイクはクレンジングでしっかり落としましょう。クレンジング剤や洗顔料は、商品が推奨している適量を使用して、できるだけ力を入れずに優しく、摩擦を与えずに汚れを落とすようにしましょう。
洗顔後はできるだけ早く、保湿ケアをして乾燥を防ぎます。化粧水や美容液の塗布についても、優しく丁寧に行い、過剰に保護しすぎないようにすることも大切です。特に乾燥しやすい目元や口元は美容液を重ね塗りするなど、肌のパーツに合わせることもポイントです!
食事から「抗酸化成分」をとりいれる

活性酸素はもともと、体の中に侵入した細菌やウイルスなどを退治する免疫や仕組みが働くための役割を果たす重要なもの。ですが、年齢とともに抗酸化作用が減少して、シワ・シミ・くすみ・たるみ・白髪など老化を引き起こす原因につながっていきます。
細胞が劣化するのを防いでターンオーバーを整えるために、
食事から「抗酸化成分」をとりいれる
ことも大切です。代表的な「抗酸化成分」とは?
・ビタミンA にんじん、ほうれん草、ピーマン、ブロッコリーなど緑黄色野菜・レバー、乳製品など・ビタミンC 赤ピーマン、緑ピーマン、芽キャベツ、じゃがいも、さつまいも、柑橘類(オレンジ・グレープフルーツなど)、ピーナッツ、ヘーゼルナッツ、アーモンドなどナッツ類。ほうれん草、ブロッコリーなど
・ビタミンE ひまわり油、ベニバナ油、大豆油といった植物油。さらに、ピーナッツ・ヘーゼルナッツ・アーモンドなどのナッツ類、種子類、ほうれん草、ブロッコリーに豊富に含まれています。
その他、ポリフェノール(緑茶・紅茶・カカオ・ココア)にも、高い抗酸化成分が含まれています。