写真にうつる自分の顔を見て「顔の歪みが気になる」「左右非対称なのが嫌」と感じる方も少なくないですよね。顔の歪みは骨格的な問題だと思われがちですが、日常生活の思わぬ癖が原因になっていることもあります。左右のバランスが整った美しい顔になるためには、どんなことを意識すれば良いのでしょうか? 今回は、左右のバランスが崩れる原因と歪みを改善する方法をご紹介します!
顔が歪む主な原因は?
「正面から写真を撮ると顔が歪んでいるのが気になる」「鏡を見た時に左側の顔の方が好き」といったことを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか? 完全に左右対象の顔はほとんどなく、誰でも多少の顔の非対称があるものです。顔が歪む原因は様々ですが、主に挙げられているものをチェックしていきましょう。
歯並びの悪さ
歯並びが悪いとアゴに負担がかかる髪方をしてしまいます。するとアゴや顔の筋肉が凝り固まることによって、顔の歪みの原因になってしまうのです。噛み合わせの悪さを放置すると、顔の歪みだけではなく、顎関節長や体の痛みなどにもつながることがあります。
表情筋の低下
顔の歪みは表情筋の筋力低下や左右のバランスの崩れが原因の場合があります。表情筋は目を開いたり、口を動かしたりする上で欠かせない筋肉ですが、加齢によって筋力が低下しやすい部分です。
猫背
デスクワークが多い、スマホをよく見る。そんな方は丸まった背中で「猫背」になっている時間が多い傾向にあるとされています。猫背で過ごしていると、顔に下方向への力がかかり続けている状態のため、たるみを加速させてしまいます。顔の筋肉組織は、筋膜へのたるみが直接反映されやすいため、猫背によって顔の歪みはどんどん悪化してしまうのです。
顔の歪みを改善するためにできることは?
「骨格が原因になっている顔の歪みを治すのは無理では?」と諦めている方もいらっしゃるかもしれませんが、顔の歪みを改善するためにできることはたくさんあります。その中から、セルフケア方法をご紹介していきます。
小顔マッサージをする
私たちの頭の重さは5キロ〜6キロあると言われていて、支えているのは細い首のみです。首や肩の筋力が十分でないと、頭がどんどん前に突き出すようになり猫背になってしまいます。猫背になると顔の脂肪が垂れ下がったり、骨格にズレが生じたりすることもあります。毎日小顔マッサージをして、顔の歪みを少しずつ改善していきましょう!
小顔マッサージの方法
1:手の付け根の膨らみを頬骨のすぐ下にぐっと入れ込む
2:1の状態からそのまま真上に持ち上げたら、5秒間キープする
3:同じ要領で口角を真上に持ち上げたら5秒間キープ。
側頭部に向かって少しずつ位置をずらして合計3カ所程度行います。
マッサージのポイント
上記のマッサージを1セット5回、1日あたり3セット行うと効果的です。簡単にできるので、就寝前、仕事中や家事の合間にも取り組んでみてくださいね!
表情筋トレーニングをする
表情筋の筋力低下や衰えも顔の歪みの原因とされています。表情筋を鍛えることで、顔のラインを綺麗に整える効果が期待できるのです。表情筋トレーニングの具体的な方法については以下にご紹介していきます!
歪みを改善する表情筋トレーニング
1:額と顎を床に対して平行にして、首の後ろをしっかり伸ばします。
2:上唇にストローを挟んで10秒間キープする
ストローを挟んだ時に上唇が鼻先につくようにするとベストです。
表情筋トレーニングのポイント
上唇をしっかりあげられず、ストローが落ちてしまう場合は、表情筋が衰えている可能性があります。上唇を鼻先に無理やりつけようとすると眉間や目の周りに力が入ってシワができるので控えましょう。自然な状態でストローを挟めるようになるまで、無理せずトレーニングを続けていくといいでしょう。
姿勢を意識する
姿勢の悪さは骨格が歪む原因になり、顔が歪むことにもつながります。そもそも正しい姿勢とは、横から見たときに耳の後ろ、肩先、股関節前部、くるぶしのポイントが一直線になっている状態のことです。猫背の人は膝が曲がっていたり、首が前に倒れてしまっていたりします。
正しい姿勢を身につけるには?
正しい姿勢を身につけて、顔の歪みを改善するためには「上から吊り上げられるように、顎を引き上げながら、肩を下ろして、胸を張ること」を意識してみましょう。最初のうちは慣れなくて大変かもしれませんが、正しい姿勢のポイントを意識しながら毎日を過ごすことで、次第に習慣化されていきます!
まとめ
顔の歪みは姿勢の悪さ、噛み合わせ、表情筋の低下などがあります。自分できるケア方法として生活習慣や姿勢を見直す、マッサージするなど意識してみましょう。他にも歯科でも歯科矯正や、美容外科での矯正などもありますので、気になる方は相談してみるのもいいでしょう。まずはセルフケアから始めてみてはいかがでしょうか?